機関詳細

公開日:2018/12/03
更新日:2018/12/03

神奈川県立神奈川近代文学館(神奈川県)

名称 神奈川県立神奈川近代文学館
住所 神奈川県横浜市中区山手町110
ホームページ http://www.kanabun.or.jp

機関概要

当文学館は1984年に開館。以来展覧会としては大衆文学、児童、詩歌などジャンルごとの大規模展示をはじめ、夏目漱石、芥川龍之介、泉鏡花、有島三兄弟、武者小路実篤、川端康成、太宰治、吉川英治、山本周五郎など個人作家の展示、鎌倉、横浜、川崎など神奈川を地域別に区分けした文学散歩の展示など80回以上の企画展を開催し、常設展示も含めて、文学の展示活動に力を注いできました。また資料館としては、尾崎一雄文庫、中村光夫文庫など個人の作家、収集家の業績を顕彰したコレクションのほか、神奈川ゆかりの多数の作家の肉筆資料、書籍類、文芸雑誌を中心とした膨大な数の雑誌を収集しており、その数は2008年9月の時点で図書約43万冊、雑誌約44万冊、肉筆資料等(特別資料)約17万点 を各々すでに越えています。インターネットによる所蔵情報の公開も行っており、今後は資料の画像化などの分野も視野に入れ、近代日本文学の専門の資料館 として発展を続けていきます。

所在女性アーカイブ情報

吉屋信子文庫
戦前から戦後にかけて少女小説や歴史上の女性を描いた小説などで優れた作品を残し、晩年は鎌倉で過ごした小説家吉屋信子(1896-1973)に関する資料3,250点(図書280 冊、雑誌270 冊、特別資料2,700 点)であり、ご遺族の吉屋幸子氏より当館に寄贈された。特別資料の内容は、直筆原稿、句帖、手帳・日記類、海軍従軍関係文書、書簡、肖像写真のほか、吉屋の学生時代に関する資料、映画・演劇ポスター、日常の愛用品(文具・時計・落款・装身具等)などから構成されている。
中里恒子文庫
神奈川県藤沢に生まれ、横浜で育った芥川賞作家中里恒子(1909-1987)に関する資料7,360点(図書2,820冊、雑誌1,670冊、特別資料2,870点)であり、ご遺族のスクリブナー圭氏より当館に寄贈された。特別資料の内容は、直筆原稿、手帳・日記類、交友のあった作家や演劇関係者から送られた書簡のほか、中里の学生時代に関する資料、日常の愛用品などから構成されている。
広津柳浪・和郎・桃子文庫
広津家の作家三代にわたる資料6,540点(図書4,370冊、雑誌1,510冊、特別資料660点)であり、故広津桃子氏より当館に寄贈された。広津桃子に関する特別資料の内容は、直筆原稿、交友のあった作家や編集者などから送られた書簡、肖像写真、手帳・日記類などから構成されている。

サービス

閲覧:可(資料の状態による/出納式)
複写:可(資料の状態による)
レファレンス:あり

開館日時

展示室(有料)9:30~17:00(入場は16:30まで)
閲覧室(無料)9:30~18:30(土・日・祝日は17:00まで)
貸会議室・和室・ホール(有料)9:30~21:00

休館日

原則として月曜日(祝日は開館)・年末年始(12月28日から1月4日まで)
他に展示替えによる展示室の休室、月末と特別整理期間の閲覧室の休室、その他の臨時休館日等がある。

利用資格

特になし

交通機関

みなとみらい線 元町・中華街駅下車 徒歩8分
JR京浜東北線(根岸線)石川町駅下車 徒歩20分
神奈川中央交通バス11系統 (桜木町駅~保土ヶ谷駅)
横浜市営バス20系統 (山手駅~山下ふ頭)いずれも「港の見える丘公園」下車、徒歩3分

問い合わせ先

財団法人神奈川文学振興会 TEL: 045-622-6666
総務課(soumu@kanabun.or.jp)/資料課(tosho@kanabun.or.jp)

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