機関詳細

公開日:2018/12/03
更新日:2018/12/03

高知市立自由民権記念館(高知県)

名称 高知市立自由民権記念館
住所 高知県高知市桟橋通4-14-3
ホームページ http://www.minken.city.kochi.kochi.jp/

機関概要

近代日本の歴史に重要な役割を果たした土佐の自由民権運動を中心とする近代資料の収集・調査研究・保管・展示と、それらを次代に継承することを目的とする施設。高知市制100周年を記念して1990年4月1日開設された。

所在女性アーカイブ情報

○「外崎文庫」自由民権運動家・植木枝盛(1857~1892)の代表的研究者であった外崎光広氏(1920-2002)が50年以上に及ぶ研究活動の中で収集した研究資料。自由民権運動に関するものが中心であるが、その他に女性史や教育に関するもの等がある。
○「細川家資料」(当館寄託資料)高知県吾川郡秋山村(現高知市春野町)の郷士であった細川家(旧島村家)の資料。父・義郷と自由民権家であった義昌の親子に二代にわたる日記や、明治・大正期の地主経営の実態を伝える資料が中心であるが、義昌の母梶を初めとする女性日記も本資料群を特色づけるものである。梶は細川家に入る前は土佐藩右筆を勤めていたと言われるだけに、実に達筆で丹念な日記や書簡を残している。梶の日記は日々の自身及び家族の行動を羅列する備忘録の性格が強いが、明治の女性日記としてはこれほど詳細なものは珍しいと思われる。
○「楠瀬喜多肖像写真」楠瀬喜多(1836~1920):若くして寡婦となった喜多は、しばしば民権派の講演会に出席し、頭山満ら土佐へ来た民権家の世話をした。また納税を留保して参政権を要求、婦人参政権要求運動に先鞭をつけたことでも有名。(『人名事典』にあり)両手を膝に組んで正座した姿で、服装は還暦祝いのそれである。よって1896年頃と推定される。台紙寸法は23.0cm×14.5cm
○1996年特別展「明治の女性」を開催。土佐の自由民権運動と女性とのかかわりを中心に展示。その内容が図録『明治の女性』にまとめられている。

サービス

閲覧:可。複写・撮影:可(資料の状態等による)。

開館日時

9:30~17:00

休館日

月曜日。祝日の翌日。祝日が月曜日と重なる場合にはその翌日。(土、日、祝日は開館)12月27日~1月4日)

利用資格

特になし

交通機関

土佐電鉄桟橋通4丁目下車徒歩3分

問い合わせ先

高知市桟橋通4丁目14番3号
TEL:088-831-3336
FAX:088-831-3306
Eメール:kc-201800@city.kochi.lg.jp

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