公開日:2018/12/03
更新日:2018/12/03
那覇市歴史博物館(沖縄県)
機関概要
2006年7月、那覇市制施行85周年を記念して複合ビルの4階にオープン。
1961年(昭和36)以来、『那覇市史』編さん事業の過程で、考古から現代までの資史料を収集してきたが、かつての琉球国王・尚家関係資料(美術工芸品・文書)1,251点(2006年、国宝指定)をはじめ、貴重な資料の寄贈が多数あり、「那覇市歴史博物館」を開設して公開する中、歴史編さん事業も併せて行っている。
収集した古文書(約1,500点)や写真(約2万点)、書籍(約3万冊)等はデータベース化し、ホームページで公開しているが、女性に関するものは極めて少ない。
なお、下記情報のうち、写真はホームページから検索できるが、証書・辞令等については、アップしていない。
所在情報アーカイブ情報
「徳田美枝コレクション」
沖縄県立女子工芸学校教師として、沖縄の伝統工芸に携わる多くの人材を生んだ徳田美枝(1894~1978、旧姓・西平)の、昭和10年代の写真を中心に、教員免許状(1922・1939)、大日本婦人会辞令(1942)、それに琉装用(沖縄独特の着付け)の着物などを所蔵。
「真栄田かつコレクション」
真栄田かつ(1899~1964)。旧姓・儀間、旧名・カメ。主婦。戦争でほとんど焼失し、いまでは数少ない明治期の在学中の証書類がまとまって残っている。松山尋常小学校(那覇在)修業証書(明治40年3月~明治45年3月)、学事奨励会賞状がある。あて名はすべて儀間カメとなっている。
「伊禮音子関係資料」
愛国婦人会特別会員証(1921.9.28。愛国婦人会総裁・載仁天皇妃智恵子、愛国婦人会長・下田歌子より)「島袋笑子コレクション」
島袋笑子(1903~1994)。旧姓・久高、旧名・カメ。助産婦。1940年(昭和15)から1年間、那覇市の銃後保健婦を務める。産婆試験合格証書(1920.3.3)。銃後保健婦辞令書(1940.9.10)、夫・林盛あて愛国婦人会沖縄県支部那覇市分会書記嘱託辞令(1940.2.13)がそれぞれ遺族から寄贈される。
サービス
閲覧:可(ただし、閉架式のため、事前に資料の有無の確認等、事前予約必要) 複写:可(資料の状態等による)
開館日時
10:00~19:00(閲覧は10:00~17:00)
休館日
木曜日(ただし、資料閲覧の休館は木・土・日・祝祭日)・年末年始(12月29日~1月4日)
利用資格
特になし/無料
交通機関
モノレール県庁前駅からすぐ。バスはパレットくもじ前下車
問い合わせ先
那覇市歴史博物館 TEL098-869-5266