機関詳細

公開日:2018/12/03
更新日:2018/12/03

アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(東京都)

名称 アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」
住所 東京都新宿区西早稲田2-3-18
ホームページ http://www.wam-peace.org/

機関概要

2005年8月アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)として開設。「慰安婦」問題を中心に加害と被害を伝える展示・教育活動とともに、関連資料の収集・閲覧をしている。「慰安婦」裁判資料や民衆法廷である「女性国際戦犯法廷」の全資料を閲覧できるほか、当館の提案者でアジアの女性の人権確立に尽力した故・松井やよりの著作・資料・遺品を展示する「松井やよりコーナー」もある。所蔵している書籍・雑誌・映像・展示パネル・戦後補償関連のミニコミなどをデータベース化しており、館内では件名・キーワードによる横断検索ができる。「慰安婦」、戦時性暴力、戦後補償などのテーマで調査・研究・教育に資するよう、出版流通しているもの・していないものも合わせて閲覧可能となっている。

所在女性アーカイブ情報

「松井やよりコレクション」
松井やより(1934~2002年)が朝日新聞記者時代に書いた全記事のスクラップ(1,000点以上)、各種ミニコミへの寄稿記事、アジア各地で撮影した写真等からなるコレクション。松井やよりのご遺族から当館に寄託されたものである。

「女性国際戦犯法廷コレクション」
2000年12月に開かれた日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷の原資料のコレクション。起訴状、証拠資料、判決文や「法廷」準備過程での諸文書、「法廷」を伝える新聞・雑誌記事などで構成されている。

「日本国内での「慰安婦」裁判資料」
1990年代、日本軍性暴力被害者により日本政府を相手に提訴された裁判の資料。国内で提訴された10件の裁判のうち8件の訴状・準備書面・判決などの原本または複写を揃えている。

「被害女性証言等ビデオ・DVD」
被害女性の支援団体等により撮影・編集された日本軍性暴力の被害者の証言ビデオ(流通しているものも含む)や当館が主催したセミナーやイベントの記録などからなるコレクション。1990年代から現在までのものが中心。

「戦後補償関連の女性・市民運動ミニコミ」
「慰安婦」問題や戦後補償問題に取り組む各地の女性・市民団体(42団体)が発行するミニコミを現在も継続して収集している。1990年代から現在までのものが中心。

「女性・市民主催のイベントチラシ(2005年8月以降)」
当館が開館して以来、ざまざまな団体から配布の依頼を受けたチラシ・ポスターのコレクション約800点。反戦・平和・女性の人権、「慰安婦」問題、戦後補償をテーマとしたイベント案内等から成る。

サービス

閲覧:可、複写:可、レファレンス:あり

開館日時

水~日 13:00~18:00

休館日

月・火・祝日・年末年始

利用資格

特になし(入館料500円が必要)

交通機関

営団地下鉄東西線早稲田駅徒歩5分

問い合わせ先

アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」 TEL03-3202-4633

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