機関詳細

公開日:2018/12/03
更新日:2018/12/03

北海道立図書館(北海道)

名称 北海道立図書館
住所 北海道江別市文京台東町41番地
ホームページ http://www.library.pref.hokkaido.jp

機関概要

1926年(大正15)北海道立図書館の閲覧開始。郷土資料を専門に担当する組織として「北方資料室」が出来たのは昭和45年。北方資料室は近世から現代までの北海道と旧樺太・千島など北方地域についてのあらゆる分野の資料を収集・保存している。北海道史、市町村史誌、地誌及び先住民族関係の他に、統計書、年鑑、雑誌、地方新聞等、市町村要覧・広報類、録音テープ、レコード、CD、ビデオ等の視聴覚資料、写真、地図、マイクロフィルム等に大別される。特色ある資料としては、「山田文庫」「河野常吉資料」「佐藤正克文書」「阿部家文書」「北越殖民社関係資料」などや「開道百年記念事業」「北方領土問題」「札幌オリンピック」「恵庭事件」など特定テーマの資料も所蔵している。

所在女性アーカイブ情報

・「知里幸恵ノート」(4冊)
知里幸恵は明治36年(1903)北海道登別に生まれ、明治42年に旭川の伯母金成マツに預けられる。アイヌ語学・アイヌ文学研究者の金田一京助に語学の才能を認められ、アイヌ伝説集のノートをつける。大正11年(1922)、上京し金田一京助宅に寄寓。同年ノートをもとにした『アイヌ神謡集』の校正を終え、9月18日、心臓麻痺で急逝。享年19歳。大正13年(1923)『アイヌ神謡集』(東京・郷土研究社)が刊行された。
このノートは『アイヌ神謡集』の材料となった資料である。
・「北方地域終戦史カセットテープ」の女性関係11本(石田セキ、竹内キヨウ、寺沢キミ、嶋村セツ、浜田ワキ、小野弥生、橋本ツル・良枝、塙ナカ、伊藤瑠子、河口キク、近藤節子)
 総理府は、北海道総務部領土復帰北方漁業対策本部の協力で、わが国固有の領土である北方地域の終戦から引き揚げ完了までの実態を調査し、『北方地域総合実態調査書 終戦史』(全4冊)として刊行した。北方漁業対策本部がこの終戦史をまとめるにあたって収集した資料が「北方地域終戦史関係資料」(内容は、図書、簿冊、要覧、複製物、カセットテープ)で、戦前・戦後の混乱の中で言語に絶する苦闘をしいられた島民の記録として貴重なもので、1972年から1975年までの間、聞き取り調査したカセットテープ(77本)は生きた終戦の証言である。
・「北海道開発振興功労者の声」の女性関係(オープンリールテープ)7本(風穴カン、クサベラ・レーメ、名取マサ、西村トメ、坂本ニーナ、佐野文子、八木ツル)
北海道百年記念事業の一環として実施された、開発に貢献された方々の声の録音保存資料。昭和39年以来、4年の年月を費やして161人の貴重な談話を収録。開拓功労者のご遺族などによる先人の思い出や、政治、経済、産業、文化など各方面に活躍された方々の体験談を収録したもの。
・「阿部家文書」の中の女性関係資料約170点(愛国婦人会関係(辞令・感謝状ほか:明治30年代)、阿部得子・満子関係(学習ノートほか、明治・大正年代)、阿部恒受取書簡(明治・大正年代)
 「阿部家文書」は、北海道新聞社長で北海道放送株式会社初代社長でもあった阿部謙夫(あべ・しずお、1894-1972)の養祖父で実業家・阿部興人(あべ・おきと、1845-1920)、新聞人・阿部宇之八(あべ・うのはち、1862-1924)を中心とする阿部家に関する資料。

サービス

閲覧:可(資料の状態等による/出納式)、複写:可(1枚10円)(資料の状態等による)、レファレンス:あり

開館日時

火~日曜日:午前9時から午後5時まで

休館日

月曜日(休日の場合、その直後の平日)、毎月末日(休日、月曜日、土曜日及び日曜日の場合、その直前の平日)、年末年始(12月29日~翌年1月3日)

利用資格

特になし/無料

交通機関

函館本線「大麻駅」下車 徒歩8分

問い合わせ先

北海道立図書館北方資料部調査運用課 
TEL:011-386-8521

ページトップへ

女性情報ポータルWinet
  • 国立女性教育会館 女性教育情報センター

  • 〒355-0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728/

    tel: 0493-62-6195/mail:infodiv@ml.nwec.go.jp