令和2年度 地域における男女共同参画推進リーダー研修〈女性関連施設 ・地方自治体・団体〉

最終更新日:2020/05/22
施設名称 国立女性教育会館
実施年度 2020年度
事業名 令和2年度 地域における男女共同参画推進リーダー研修〈女性関連施設 ・地方自治体・団体〉
事業分野 男女共同参画
事業対象者 地域でリーダーとして男女共同参画推進の実践的な取組を行っている方で、期間中に全ての動画を視聴し、研修終了直後のアンケートと6か月後に実施するフォローアップ調査の両方を提出可能の方
実施回数 1
延べ参加者数 定員 100名程度

事業のねらい

事業のねらい 地域の男女共同参画推進リーダーの力量を形成するため、男女共同参画社会のあり方について今日的課題解決の視点から学ぶとともに、推進方策を探る。専門的知見・マネジメント能力・ネットワークの活用力等を向上させるための研修プログラム。

具体的なプログラム・講師名・スケジュールなど

テーマ:取組を加速する地域基盤づくり

主催:独立行政法人国立女性教育会館

配信期日:5月20日(水) 9:00 ~ 29日(金)17:00
実施方法 参加者と公開期間を限定したYouTube(NWEC Channel)の動画配信によるオンデマンド研修
新型コロナウィルス感染症による全国的な感染拡大を防止するため、参加者と公開期間を限定したYouTube(NWEC Channel)の動画配信によるオンデマンド研修といたします。

 ※インターネットに接続できるパソコン環境(タブレット、モバイル端末も可)が必要です。
  YouTube視聴のために特別なアカウント登録などの必要はありません(ただし、通信料はご自身の負担となります)。
  公開されている動画は、期間中、参加者の都合に合わせていつでも視聴することができます。

地域でリーダーとして男女共同参画推進の実践的な取組を行っている方で、期間中に全ての動画を視聴し、研修終了直後のアンケートと6か月後に実施するフォローアップ調査の両方を提出可能の方  100名程度


事前学習
 参加決定後、本研修の参加前までに、男女共同参画の基礎知識を学ぶためのeラーニング講座を受講していただきます(総学習時間1時間程度、受講料無料)。また、基調講演に関わる事前課題(御所属または在住の自治体の防災対策等について調べ、シートに記入)もあります。受講手続や記入シートなどの詳細は、参加通知にてお知らせします。

オンデマンド研修
(1)開会(10分)
 ①主催者あいさつ  内海 房子  国立女性教育会館理事長
 ②来賓あいさつ   文部科学省
 ③来賓あいさつ   納米恵美子  特定非営利活動法人全国女性会館協議会代表理事
 ④趣旨説明     櫻井 雅美  国立女性教育会館事業課専門職員

(2)基調講演「男女共同参画が地域を持続可能にする」(60分)
 今年は、2003年に内閣府・男女共同参画推進本部が「社会のあらゆる分野において指導的位置に女性が占める割合を少なくとも30%程度とする」と定めた目標の年(「202030」)。しかし、昨年末世界経済フォーラムから発表された男女平等度ランキングで日本が121位と過去最低記録を更新した大きな要因は、意思決定の場における女性の圧倒的な少なさにありました。男女共同参画社会基本法の制定から20年以上が経ち、近年では女性活躍推進と謳われながらのこの停滞ぶりはなぜなのか、ここからどのような手を打っていけばよいのか、そして男女共同参画の実現が導く社会の豊かさとは本来どのようなものなのか。防災分野における地域での具体的な取組を切り口に考えます。
 講師:大沢 真理  東京大学名誉教授
   
(3)情報提供「男女共同参画社会に向けた今日の政策課題」(60分)
 男女共同参画や女性活躍推進に向けた国の最新施策についての説明を受け、今後の方向性について理解を深めます。
 ①内閣府男女共同参画局
 ②厚生労働省
 ③農林水産省

(4)情報提供「ジェンダー平等に係る国際的な動向について」(20分)
 国連女性の地位委員会(CSW)や持続可能な開発目標(SDGs)等、国際社会におけるジェンダー平等推進の取組を紹介します。
 報告者:越智 方美  国立女性教育会館研究国際室専門職員

(5)講義「男女共同参画推進のプラットフォームをつくる」(60分)
 男女共同参画を地域に根づかせ、取組を広げていくためには、多様な主体との連携協働が欠かせません。市民力を育て、官民をつないで、多様性が生かされる地域づくりに携わってこられた講師から、地域資源をどのように掘り起こし、意識変容とアクションにつなげていくのか、その視点と取組のポイントについて学びます。
 講師:萩原 なつ子  立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授
            立教大学社会学部教授
          
(6)パネルディスカッション「関心を呼び起こす情報発信とは」(90分)
 男女共同参画に関わる情報を、若い世代、男性等これまで関わりの薄かった層に届け、関心を呼び起こすためにはどのような工夫が考えられうるでしょうか。各メディアで新しい試みを始めている方々と、効果的な情報発信の方法について考えていきます。
 パネリスト:安田 達一郎  NHK報道局社会番組部チーフ・プロデューサー
       松尾 亜紀子  エトセトラブックス代表 編集者
 コーディネーター:浜田 敬子  Business Insider Japan統括編集長

(7)意見交換「男女共同参画の推進にあたり、ダイバーシティの流れとどのように向き合うか」
(20分)                
 ダイバーシティ推進の大きな動きの中で、様々な場面において男女格差の是正の重要性をきちんと理解してもらい、多様な市民と目標を共有することに難しさを感じることはありませんか。例えば、調査時に性別を問うことに対する批判や、「女性優遇は男性差別」「今さら女性・男性で二分するのはおかしい」といった意見に対して、私たちはどのように対応していくとよいのでしょうか。迷ったり、困ったりしている現状について、まずはみなさんで共有しませんか。
 発題:飯島 絵理  国立女性教育会館研究国際室研究員

(8)アンケート記入

参考URL

参考URL https://www.nwec.jp/event/training/g_leader2020.html

事業実施年月日

事業実施年月日 2020年5月20日(水)~29日(金)

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