2019年度 学習オーガナイザー養成研修

最終更新日:2020/02/16
施設名称 国立女性教育会館
実施年度 2019年度
事業名 2019年度 学習オーガナイザー養成研修
事業分野 男女共同参画リーダーシップ養成
事業対象者 女性関連施設、公民館、行政、大学、NPOなどで、研修・学習事業、女性のキャリア開発、女性の活躍推進・地域づくりに係る事業等の企画・実施経験を有する者
実施回数 1
延べ参加者数 定員30名

事業のねらい

事業のねらい  国立女性教育会館では、「男女共同参画の視点に立った地域づくり」をテーマに体系的な学習プログラムを効果的に実践・展開できる人材を育成する「学習オーガナイザー」を養成する研修を開催します。
 男女共同参画の基本理念や取組の意義、社会状況や現代的課題について把握し、個人の課題と社会的課題のつながりについて整理するとともに、学習方法や評価など、事業運営に関する実務的な学びの機会を提供することで、経験者の知見・技能の向上と人材養成をもって男女共同参画の推進を図ります。

具体的なプログラム・講師名・スケジュールなど

第1日 1月16日(木)
(1)開会                                     13:00~13:20
   ①理事長あいさつ    内海 房子  国立女性教育会館理事長
   ②オリエンテーション  山口 真美  国立女性教育会館事業課専門職員

(2)講義「学習オーガナイザーの役割とは。プログラムデザインの意義と活用」     13:30~14:10
 学習オーガナイザーの役割について解説します。また、学習プログラムの設計図となる「プログラムデザイン」作成の目的・意義とその重要性について、学習の「見える化」の視点から理解を深めます。
   講 師:仁木 俊二 国立女性教育会館事業課長

(3)講義「男女共同参画の基礎的理解を深めるために 
                ~個人的課題から社会的課題、そして課題解決へ~」  14:20~15:20
 男女共同参画社会基本法の理解、視点の必要性、個人的課題と社会的課題のつながりについて理解を深めます。また、男女共同参画の歴史的経緯や、個としての女性と社会との関係などを踏まえ、男女共同参画の今日的な理解について講義を行います。
   講 師:中野 洋恵 国立女性教育会館事業課客員研究員

(4)講義「統計から考える男女共同参画の現状」                   15:30~16:10
 男女共同参画社会基本法の5つの柱をもとに、人権、意思決定の参画、職業と他の活動の両立、性別役割分業、国際的協調などについて、統計データから日本の男女共同参画の現状と課題を深掘りし、読み解きます。地域の実状を知るための基礎としての統計の見方を学びます。
   講 師:高原 幸子 国立女性教育会館研究国際室室長

(5)講義「協働型学習の理論・方法について」                     16:20~17:20
 協働型学習(グループワーク)を単なる「意見交換の場」にとどめずに、場の学びをどう振り返り意味づけするか、その意味づけの中から地域の課題解決の実践につながる「気づき」を通じて、学びから実践につなげる重要性について、社会教育の視点から考えます。
   講 師: 廣瀬 隆人 一般社団法人とちぎ市民協働研究会代表理事 

(6)情報交換会(希望者のみ)                            18:30~20:00
 全国からの参加者同士のネットワークづくりを図り、交流を深めます。

第2日 1月17日(金)
(7)講義「男女共同参画の視点に立った事業企画を考える」               9:00~10:00
 学習プログラムを企画・実施する上での注意点をPDCAサイクルに基づき、解説します。また、プログラム実施によって実践の場づくりやネットワークが拡がった事例も紹介します。
   講 師:松下 光恵 NPO法人男女共同参画フォーラムしずおか代表理事

(8)実践「実態把握のための情報収集について」                     10:10~11:30
 学習プログラムを企画するために、必要な情報やそれを収集する方法を学びます。また、女性教育情報センターにある資料について解説します。それらをもとにグループごとに関連情報を探ります。レファレンスを通じて、情報センターにある資料から実態把握につながる情報を収集します。
   学習支援:国立女性教育会館情報課職員
        2019年度「学習オーガナイザー養成研修」企画委員
        国立女性教育会館事業課専門職員
                    
<昼食休憩11:30~12:30>

(9)実践研究・トークセッション「地域づくりとオーガナイザーの役割」        12:30~13:50
 職業や社会活動をとおして学習オーガナイザーとして地域づくりを進めた実践報告をもとに、その共通要因やポイントについて把握します。
   報告者:青木 孝美  JA長野中央会総合企画室
              学習オーガナイザー養成研修H30年度修了生
       松田 愛子  広島県立生涯学習センター振興課社会教育主事
              学習オーガナイザー養成研修H30年度修了生
   コーディネーター:亀田 温子 十文字学園女子大学名誉教授、日本女性学習財団理事
   
(10)グループワーク①「地域に即した課題解決プログラムをつくる」          14:00~17:30
 課題解決に向けての意識開発と実践活動につながる学習プログラムを、実際に企画・作成するために、課題を抽出しグループで共有します。プログラムデザインの活用について学びます。
   ファシリテーター:西山恵美子 国立女性教育会館事業課客員研究員 
       学習支援:2019年度「学習オーガナイザー養成研修」企画委員
            国立女性教育会館事業課専門職員

第3日 1月18日(土)
(11)グループワーク②「地域に即した課題解決プログラムをつくる」            9:00~10:45
 課題解決に向けての意識開発と実践活動につながる学習プログラムデザインを、実際に企画・作成します。検証やコメントを通して企画のブラッシュアップをしながら企画を完成させます。
   ファシリテーター:西山恵美子 国立女性教育会館事業課客員研究員
   学習支援:2019年度「学習オーガナイザー養成研修」企画委員
        国立女性教育会館事業課専門職員

(12)まとめと成果の共有                                 10:45~11:30
 作成したプログラムデザイン案の発表により成果を共有するとともに、出来上がったプログラムを検証します。
   コメンテーター:2019年度「学習オーガナイザー養成研修」企画委員

(13)修了証の授与・閉会あいさつ                             11:40~12:00
   仁木 俊二 国立女性教育会館事業課長

参考URL

参考URL https://www.nwec.jp/event/training/g_gakusyu2019.html

事業実施年月日

事業実施年月日 令和2年1月16日(水)~18日(土)

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