性暴力被害者支援スキルアップ講座2022

施設名称	仙台市男女共同参画推進センター　エル・ソーラ仙台
実施年度	2022年度
事業名	性暴力被害者支援スキルアップ講座2022

事業分野	女性の人権
事業対象者	医療関係、相談機関、弁護士等司法関係、教育関係、福祉関係、NPO等民間の支援スタッフ等被害者支援にかかわる人
実施回数	4回
延べ参加者数	34人

事業のねらい

事業のねらい	（1）性暴力が起きる背景理解、（2）被害の心的影響の理解、（3）相談支援スキルの向上・実践、（4）支援の継続、に沿ったカリキュラムで連続講座を実施した。性暴力被害者に接する可能性のある支援者が、相談対応の技術向上に加え、性暴力が起きる社会構造等の背景を理解し、ジェンダー視点を持って被害の察知や二次被害を起こさない対応ができるようスキルアップを図った。

具体的なプログラム・講師名・スケジュールなど

会場：エル・ソーラ仙台　大研修室
形態：講義、ケーススタディ、ロールプレイ、グループディスカッション

(1) 9月 3日（土）9：30～11：45
◇ガイダンス
◇総論「性暴力とジェンダー」 ～女性支援新法を現場に活かすには～
戒能 民江（お茶の水女子大学　名誉教授、法学者）
◇支援者のセルフケア ～よりよい支援のために、自分のために～
大関　美香子（陸上自衛隊仙台駐屯地 臨床心理士、公認心理師）
◇エンターテイメント化される性被害 ～AV・児童ポルノ被害の現状と支援～
内田　絵梨（特定非営利活動法人ぱっぷす〔ポルノ被害と性暴力を考える会〕 相談員）

(2) 10月8日（土）9：30～16：30
◇女性相談の基本 ～フェミニストカウンセリングの理論と実践～
中川 浩子（フェミニストカウンセラー、臨床心理士、公認心理師）
◇グループディスカッション
中川　浩子
◇加害者臨床から学ぶ性犯罪者の実態とその心理 ～2500名の臨床例から見えてきたこと～
斉藤 章佳（大船榎本クリニック 精神保健福祉部長、精神保健福祉士、社会福祉士）

(3) 11月5日（土）9：30～16：30
◇子どもへの性暴力と被害への対応 ～相談支援のポイント～
有住 洋子（仙台市児童相談所 心理相談担当課長、公認心理師、臨床心理士）
◇病院拠点型ワンストップ支援センターの支援体制 ～性暴力被害者支援看護職（SANE）による急性期対応～
片岡 笑美子（一般社団法人日本フォレンジックヒューマンケアセンター 会長、日本版性暴力対応看護師（SANE-J））
◇性暴力被害者への法的支援 ～司法の現状と弁護士の役割～
小島 妙子（弁護士、ジェンダー法学会 理事、法制審議会刑事法（性犯罪関係）委員）

(4) 12月3日（土）9：30～16：45
◇相談支援現場における記録の書き方 ～支援力の向上につなげて～
池田 ひかり（明治学院大学ハラスメント相談支援センター コーディネーター、社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師）
◇PTSDと心的外傷後成長 ～トラウマ・インフォームド・ケアの視点～
小西 聖子（武蔵野大学 人間科学部人間科学科 教授、精神科医師、公認心理師）
◇相談対応ロールプレイ ～心理教育を中心に～
小西 聖子

主催：仙台市、公益財団法人せんだい男女共同参画財団

参考URL

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事業実施年月日

事業実施年月日	上記参照