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[第1回目:だましの手口とだまされる心理] 国民生活白書(平成20年度版)によれば、消費者被害に遭う人は約3%ですが、内訳をみると20~30代に被害(解約トラブル、インターネット・オークション詐欺、キャッチセール被害など)が多く、全体の約4割を占めています。その一方、被害額では100万円以上の高額被害(振り込め詐欺、訪問販売など)が50代以上の中高年層、特に女性に多くみられ、若い世代以上に被害が深刻であるといえます。 このような詐欺や悪徳商法被害についてはマスコミで数多く報道されているにも関わらず、なぜ人はだまされてしまうのでしょう~ほとんどの人は、知っていたのにだまされます。だましの手口は、年々巧妙化し、進化を遂げていることから、手口を追いかけていては始まりません。その裏で働く心の法則、心理トリックを学ぶことが肝要です。 この講座では、振り込め詐欺から各種の悪徳商法まで豊富な実例を知る心理学者が、だましのトリックや、とっさのときにも役立つ対処法を明快に解説します。この機会に、だましに心理的に強くなる方法を学んでみませんか~[第2回目:上手な恋愛ができないと困るイマドキの事情] 「草食男子」「肉食女子」に象徴されるイマドキの男女。20代半ばから30代半ばのこのような団塊ジュニア世代は、豊かな日本に生まれながらも、10代でバブルがはじけ未来に大きな希望も持てず、20代では就職氷河期に見舞われ、「失われた10年」を生きなければならなかった世代です。 このような時代に育ったため、この世代の男子は、自分を守ることが一番重要で、自分大好き、家族大好きです。右肩上がりの経済成長期を経験したオヤジ世代とは違い、旧来の「男らしさ」のこだわりを持たず、セックス・恋愛にもがっつきません。一方女子は、雇用機会均等法施行後に社会人になったことで、仕事と家庭の両立は当たり前、男性にも家事育児への参画を要求しながらも、男性には「男らしく引っ張ってもらいたい」と甘えたりもします。相手に求めるこのような男女のミスマッチが、イマドキの恋愛事情の一端を表しているようです。 今回の講座では、イマドキの若者の恋愛事情と、上手に恋愛をするためのコミュニケーションのコツについて解説します。1月30日(土)13:30~15:0015:30~17:00講師:西田 公昭 さん(静岡県立大学准教授)<第1回目:13:30~15:00>だましの手口とだまされる心理~詐欺、悪徳商法の被害にあわないために~・・・・・ 15:00~15:30 休憩 ・・・・・<第2回目:15:30~17:00>上手な恋愛ができないと困るイマドキの事情受講料:無料
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