事例

事例作成日:2003/06/17
更新日:2003/06/17

質問

(62)「生殖医療」について知りたいのですが。

カテゴリ

04. 性・心・からだ・健康11. 科学・技術

ヒアリングのポイント

・単に「生殖医療」ということばの意味を知りたいのか。
・「生殖医療」に含まれる具体的な内容を知りたいのか。
・知識として知りたいのか。
・実際に治療を受けるための予備知識を得たいのか(費用、成功率、治療施設等)。
・子どもが生まれた場合の法律的な問題を知りたいのか。

参考資料・情報源

・自館所蔵資料データベース
・WinetCASS(文献情報データベース)
・新聞クリッピング
・インターネット

提供情報・回答

<図書>
・お茶の水女子大学生命倫理研究会編『不妊とゆれる女たち:生殖技術の現在と女性の生殖権』学陽書房、1992
・金城清子『生殖革命と人権:産むことに自由はあるのか』中央公論社、1996
・藤川忠広(ほか)『生殖革命と法:生命科学の発展と倫理(NIRAチャレンジ・ブックス)』日本経済評論社、2002
・浅倉むつ子(ほか)『導入対話によるジェンダー法学』不磨書房、2003
・児島孝久(ほか)編著『不妊治療ここが知りたいAtoZ:全国不妊治療施設一覧付き』農山村文化協会、1998
・フィンレージの会編『新・レポート不妊:不妊治療の実態と生殖技術について』東京女性財団、2000
・山梨大学医学部保健学第Ⅱ講座編『生殖補助医療技術を理解するために』山梨大学、2003

<行政資料>
・『第5回厚生科学審議会先端医療技術評価部会・生殖補助医療技術に関する専門員会概要「生殖補助医療技術についての意識調査結果概要」』厚生省、1999
・『第三者の配偶子提供等による生殖補助医療のあり方について』厚生省、2000
・『生殖補助医療技術についての意識調査集計結果2003』厚生労働省、2003
・『精子・卵子・胚の提供等による生殖補助医療制度の整備に関する報告書』厚生労働省、2003
・『女性の視点からみた先端生殖技術』東京女性財団、2000

<雑誌記事>
・「特集:不妊・子育て」(文献情報付)『母子保健情報』No.39、1996

<インターネット>
・厚生労働省厚生科学審議会(厚生労働省ホームページ)2003.8.12アクセス http://www.mhlw.go.jp/shingi/index.html#kousei

コメント

生身の人間が関わり、関係者の人生や人類の将来にも影響を及ぼす大変重い問題に関するレファレンスである。基礎資料は厚生労働省のホームページからダウンロードできるが、女性センター情報ライブラリーとしては女性運動史や、リプロダクティブ・ヘルス/ライツの視点の資料も提供したい。質問者が男性でも姿勢は変わらない。なお、これまでは「生殖医療」「先端生殖医療」などと呼ばれていたが、現在厚生労働省では「生殖補助医療」を使っている。「補助」という語には少しでも誤解を少なくしようとする配慮がみられる。

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