事例

事例作成日:2002/10/08
更新日:2002/10/08

質問

(35)現在でも科学技術の研究分野には女性の参画が少ないのですか?

カテゴリ

11. 科学・技術

ヒアリングのポイント

・特定の学会など、研究分野を限定して探していくのかどうかを聞く
・数値が必要なのか、あるいは背景にある要因まで知りたいのかどうかなどを聞く

参考資料・情報源

・自館所蔵資料データベース
・国立女性教育会館・女性情報ポータル”WINET”

提供情報・回答

<学会への女性研究者の参画状況が掲載されている資料>
・原ひろ子編『女性研究者のキャリア形成:研究環境調査のジェンダー分析から』勁草書房、1999年 
*鵜沢由美子氏による学会別状況調査のまとめ 
<女性研究者団体発行の資料>
・日本女性科学者の会編『この10年の歩み:日本女性科学者の会創立40年記念誌 1989?1998』日本女性科学者の会、1998年
女性研究者の会・京都編『女性研究者は歩む:20世紀から21世紀へ』女性研究者の会・京都、1999年
・「女性研究者 愛知女性研究者の会20年のあゆみ」編集委員会編『女性研究者:愛知女性研究者の会 20年のあゆみ』ユニテ、1996年
・JAICOWS(女性科学研究者の環境改善に関する懇談会)編『女性研究者の可能性をさぐる』ドメス出版、1996年
<高等教育機関における学問分野別・性別の学生数を知る>
・文部科学省編『学校基本調査報告書』財務省印刷局、年刊
<その他>
・日本学術会議第118総会・声明(1994年5月26日)「女性科学研究者の環境改善の緊急性についての提言」 
「特集男女共同参画社会における日本の学術」『学術の動向』第5巻第6号 日本学術協力財団 2000.6

コメント

・学術研究団体名簿には会員数の掲載があるが、男女の内訳はわからないものがほとんどである。個別団体の情報については冊子体資料の提供とあわせて、各学会ホームページを案内する。
・数値を求めての相談ではなく男女差の要因を求めての相談の場合には、女性労働や女子教育の歴史等にまで目配りする分野を広げる必要が生じることもある。
・2002年10月、理工系学会における男女共同参画と目的として「男女共同参画」学協会連絡会が設立された。応用物理学会、日本化学会など14学会が正式参加。

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