事例

事例作成日:2015/04/30
更新日:2015/04/30

質問

(278)発達障害の子どもを育てる母親に参考になる本はないでしょうか。

カテゴリ

04. 性・心・からだ・健康10. くらし・環境

ヒアリングのポイント

・質問者が当事者なのか、友人の相談を受けているのか。
・乳幼児、学齢期なのか、子どもの年齢。
上記をプライバシーに配慮しながら聞く。

参考資料・情報源

・国立女性教育会館女性情報ポータル“Winet”「文献情報データベース」
・国立特別支援教育総合研究所 図書室OPAC
・国立情報学研究所「CiNii Books」
・自館所蔵データベース
・インターネット

提供情報・回答

発達障害とは、発達障害者支援法には「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」と定義されている。詳細は文部科学省HPに掲載されている。2015.4.20アクセス、
 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/hattatu.htm

文献情報データベースで「発達障害(同義語「発達障がい」「発達障碍」) 母親」「発達障害 育児」等で検索すると以下のような資料がある。また、自閉症、アスペルガー症候群など検索する言葉を変えると、ヒットする資料も違ってくる。2015.4.15アクセス、
 http://winet.nwec.jp/bunken/opac_search/

・橋本和明編『子育て支援ガイドブック:「逆境を乗り越える」子育て技術』金剛出版、2014
・シンディ・シンガー、シェリル・グレンツ著;森野百合子監訳;森野百合子、高木道人訳『育児に悩んでます:うちの子、どこかへんかしら?:双極性障害やそのほかの精神の病気をもつ子どもの親のためのガイドブック』星和書店、2014
・原佐知子取材・文『自閉症スペクトラムの子を育てる家族への理解:母親・父親・きょうだいの声からわかること』金子書房、2014
・竹内章郎、藤谷秀『哲学する「父(わたし)」たちの語らい:ダウン症・自閉症の「娘(あなた)」との暮らし』生活思想社、2013
・福井公子『障害のある子の親である私たち:その解き放ちのために』生活書院、2013
・加藤博之、藤江美香『障がい児の子育てサポート法』青弓社、2013
・山口かこ文;にしかわたく絵『母親やめてもいいですか:娘が発達障害と診断されて…』かもがわ出版、2013.
・佐々木正美監修;子育てネット『発達障がい児の子育て:ママたちが見つけた大切なこと』大和書房、2012
・こどもたちの保育・療育をよくする会編著『「療育ってええな!」:ママとパパの声でつくりました』かもがわ出版、2012
・一瀬早百合『障害のある乳幼児と母親たち:その変容プロセス』生活書院、2012
・山下成司『発達障害:母たちの奮闘記』平凡社、2011.
・内山登紀夫監修『発達と障害を考える本』ミネルヴァ書房、2006-2008
*全12巻。発達障害を始め、さまざまな心身障害のある子どもたちを支援し共生しようとする専門家たちによる本。各巻のタイトルは以下から。2015.4.15アクセス、
 http://www.minervashobo.co.jp/news/n490.html

◆国立特別支援教育総合研究所 図書室
 特別支援教育に関連する分野の文献を中心に収集・提供している。貸出はしていないがOPAC(オンライン蔵書目録)はWebで公開されている、2015.4.30アクセス、
 http://corot.nise.go.jp/mylimedio/search/search-input.do

◆障害者団体
障害当事者組織、親の会、障害者の権利に関する組織など障害者関連団体は多数ある。全国社会福祉協議会に各団体サイトへのリンクがある。2014.12.23アクセス、
 http://www.shakyo.or.jp/links/fukusi.html#06

コメント

参考事例
(189)日本における障害女性の活動にはどのようなものがありますか。

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