事例

事例作成日:2014/04/07
更新日:2014/04/07

質問

(261)柔道界におけるセクハラが問題になっていますが、スポーツにおけるセクハラを調べるのにどのような資料があるでしょうか。

カテゴリ

04. 性・心・からだ・健康13. 文化・芸術・スポーツ

ヒアリングのポイント

1.ただ単に興味をもっただけなのか、レポート作成などのためなのか。
2.当事者として類例を調べたいのか。
3.支援のために知りたいのか。
4.スポーツ団体の責任者として知りたいのか。
5.日本についてか、海外も必要か、などを確認する。

参考資料・情報源

・自館所蔵データベース
・国立女性教育会館女性情報ポータル“Winet”「文献情報データベース」
・国立情報学研究所「CiNii Articles - 日本の論文をさがす」
・インターネット

提供情報・回答

文献情報データベースなどで「スポーツ セクハラ」で検索すると、以下のような資料がヒットする。2014.3.20アクセス、http://winet.nwec.jp/bunken/

<図書>
・溝口紀子『性と柔:女性柔道史から問う』河出書房新社、2013
・森川貞夫編『日本のスポーツ界は暴力を克服できるか』かもがわ出版、2013
・読売新聞運動部『女性アスリートは何を乗り越えてきたのか』中央公論新社、2013
・桂充弘編『スポーツ界の不思議20問20答』かもがわ出版、2013
・山口香『日本柔道の論点』イースト・プレス、2013
・井上俊、菊幸一編著『よくわかるスポーツ文化論』ミネルヴァ書房、2012
・山口香『女子柔道の歴史と課題』日本武道館、2012
・日本スポーツとジェンダー学会編『スポーツ・ジェンダーデータブック』日本スポーツとジェンダー学会、2010
・吉川康夫研究代表者『スポーツにおいて女子学生が経験するセクシュアル・ハラスメントの現状とその特殊性』スポーツとセクシャル・ハラスメント調査研究プロジェクト、2005
・鳥居俊編著『フィーメールアスリートバイブル:スポーツをする女性の健康のために』ナップ、2005
・飯田貴子、井谷惠子編著『スポーツ・ジェンダー学への招待』明石書店、2004
・山田ゆかり編『女性アスリート・コーチングブック』大月書店、2004
・女性スポーツ研究会編『女性とスポーツその光と影:スポーツ界のジェンダーと女性選手への暴力・体罰・セクハラの実態報告』、[2002]
・WSF Japan編集『日本女性とスポーツ:明治・大正・昭和から平成へ:1981~2001:WSFジャパン20周年記念誌』スポーツ21エンタープライズ、2002
・井谷惠子、田原淳子、來田享子編著『目でみる女性スポーツ白書』大修館書店、2001
*海外のセクシュアル・ハラスメントガイドラインが掲載されている。

<雑誌記事>
・山田ゆかり「スポーツとセクシュアル・ハラスメント」『季刊セクシュアリティ』No.57、p.52-57、2012
・熊安喜美江[ほか]「スポーツ環境における指導者と選手の適切な行為:セクシュアル・ハラスメントに関する男性指導者と女性選手の認識と経験」『スポーツとジェンダー研究』9号、p.19-32、2011
・高峰修[ほか]「日本のスポーツ環境における大学生のセクシュアル・ハラスメント認識に及ぼす要因の影響:性別に着目して」『スポーツとジェンダー研究』9号、p.33-41、2011

<新聞記事>
・石井朗「弁護士、元競技者らで構成:暴力、セクハラ相談、調査第三者機関:選手目線での対応、判断期待」『毎日新聞』2013.12.20
・「社説:スポーツ指導:「説明と同意」の導入を」『毎日新聞』2013.03.30
・「新訳男女シリーズ第19部:なでしこ七変化スポーツと性差2:変化三セクハラ許さない:変化四意思決定に参加も」『西日本新聞』2012.07.05
・岡本幸浩「スポーツ指導者のセクハラ行為:女子選手目立つ「寛容さ」大阪府立大准教授ら調査:18歳以上みだらな言動23%「受容できる」「人権意識の教育欠如」」『熊本日日新聞』2012.03.29
・「セクハラ問題に警鐘:世界女性スポーツ会議全競技で取り組み求める」『読売新聞』2006.05.17

コメント

参考事例
(99)スポーツでは男女の格差がいまだにあると思うのですが、特に、プロスポーツとジェンダーに関する資料を探しているのですが・・。
(74)体育とジェンダーに関する資料はありますか。関係団体があればそれも知りたいのですが。

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