事例

事例作成日:2012/03/26
更新日:2012/03/26

質問

(229)男子高校生が「性」について考える際の資料はありますか?

カテゴリ

03. 教育・研究04. 性・心・からだ・健康

ヒアリングのポイント

・質問者の立場について、当事者、教員、親等をプライバシーに配慮しつつ聞く。
・質問者が男子高校生であった場合、自身の問題として悩んでいるのか、学校の調べ学習などで使用するのか、デリケートな問題なので、傷つけないよう留意しつつヒアリングする。

参考資料・情報源

・国立女性教育会館女性情報ポータル“Winet”「文献情報データベース」
・自館所蔵資料データベース
・インターネット

提供情報・回答

 文献情報データベースで「性教育 男の子」、「性教育 思春期」等で検索すると、以下のような資料がヒットする。
【性全般】
<図書>
・池上千寿子『思いこみの性、リスキーなセックス』岩波書店、2011
・遠見才希子『ひとりじゃない:自分の心とからだを大切にするって?』ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011
・すぎむらなおみ『エッチのまわりにあるもの:保健室の社会学』解放出版社、2011
・北村邦夫『思春期の性の悩みQ&A:大人になっていく私たちの体…』健学社、2010
・河野美香著;塚本知子漫画『みんなのH(ボーイズ編)』講談社、2009
・松江哲明;古泉智浩マンガ『童貞の教室』理論社、2009
・関口久志『性の“幸せ”ガイド:若者たちのリアルストーリー』エイデル研究所、2009
・日本性教育協会編『思春期の性衝動:男の子の性を考える』日本性教育協会、2008
・ミカエラ・ビョーム著;ハンス=ユルゲン・フェルダウス絵;オットソン新妻ゆり訳『これから大人になる10代のあなたへ:セックスと愛、そして未来のすべて』ノルディック出版、2007
・上村成仁『恋するきみたちへ。:ちっちゃい先生からのメッセージ』ふくろう出版、2006
・メグ・ヒックリング;三輪妙子訳『男の子のからだとこころQ&A』築地書館、2004
・村瀬幸浩『男の子のからだとこころ:これだけは知っておきたい』ゆうエージェンシー、2000

<雑誌特集号>
・「男子の性:危機からの回復へ」『季刊セクシュアリティ』28号、2006.10

【性的マイノリティ】
<図書>
・新井祥『「性別が、ない!」人たちとのつきあい方:実はあなたにも当てはまる20の性別パターンガイド』ぶんか社、2011
・野宮亜紀[ほか]『性同一性障害って何?:一人一人の性のありようを大切にするために(増補改訂版)』緑風出版、2011
・石川大我『ゲイのボクから伝えたい「好き」のハテナ?がわかる本:みんなが知らないLGBT』太郎次郎社エディタス、2011
・杉山貴士『自分をさがそ。:多様なセクシュアリティを生きる』新日本出版社、2008
・RYOJI、砂川秀樹編『カミングアウト・レターズ:子どもと親、生徒と教師の往復書簡』太郎二郎社エディタス、2007
・きらめき『オトコもスカートはきたいよ:男性も自由にオシャレしたい!』新風舎、2005
・佐倉智美『女子高生になれなかった少年:ある性同一性障害社の青春時代』青弓社、2003

<DVD>
・QWRC内ビデオ企画『高校生向け人権教室:セクシュアルマイノリティ入門:「もし友だちがLGBTだったら?」「LGBTインタビュー」』QWRC、2010
・共生ネット制作『セクシュアル・マイノリティ理解のために:子どもたちの学校生活とこころを守る』“共生社会をつくる”セクシュアル・マイノリティ支援ネットワーク、2009

<インターネット>
・「虹色:LGBT特別サイト」『NHK』2012.3.16アクセス、
 http://www.nhk.or.jp/heart-net/lgbt/index.html
 *番組「ハートをつなごう」から生まれた、性のありようを考えるサイト。

【性感染症・エイズ】
<図書>
・HIVと人権・情報センター編;松永昌子画『STI(性感染症)』解放出版社、2011
・石和久『今若者が危ない性感染症:青少年のための性感染症の基礎知識』慧文社、2008
・川田竜平『エイズ教育のこれから:竜平から子どもたちに伝えたいこと』日本標準、2006
・るるくめいと編『今あなたにも伝えたい:高校生がつくったエイズ・ピア・エデュケーションのーと』せせらぎ出版、2005

<インターネット>
・『HIVマップ』、2012.3.16アクセス、
 http://www.hiv-map.net/
 *HIV/エイズの感染のメカニズムや検査についてなど、すぐに役立つHIVの総合情報サイト。主に非営利団体aktaとぷれいす東京が恊働するプロジェクトMSM首都圏グループと連動して運営。

【出産・育児】
・大葉ナナコ『メンズのための安産バイブル:妻の妊娠・出産にとまどう男たちへ』主婦の友社、2010
・安藤哲也、小崎恭弘『パパルール:あなたの家族を101倍ハッピーにする本:ファザーリング・ジャパン公式テキスト』合同出版、2009
・今田義夫、貝嶋弘恒 監修『はじめてパパになる本:父親のための育児手帖(増補改訂版)』実業之日本社、2008
・足立智昭、佐々木和子、中里佐智代『新米パパのための妊娠・出産ブックレット:わかったよ、ママの気持ち』中央法規出版、2003

コメント

・デートDVについては、下記の事例を参照。

参考事例
(227)児童・生徒や若者を対象としたDV予防啓発の必要性が書かれた資料を探しています。
(138)高校の授業でデートDVをテーマに取り上げることになりました。教材づくりの参考になる資料などを紹介してください。

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