事例

事例作成日:2011/12/05
更新日:2011/12/05

質問

(221)夫婦別姓について諸外国の状況が知りたいのですが。

カテゴリ

05. 政治・政策・法律09. 世帯・家族

ヒアリングのポイント

研究(レポートなど)のためなのか、または自身の問題として知りたいのか等、調べる目的、質問者の立場を確認する。自身の問題の場合はプライバシーに留意しながら尋ねる。

参考資料・情報源

・国立女性教育会館女性情報ポータル"Winet"「文献情報データベース」
・自館所蔵資料データベース
・インターネット

提供情報・回答

「文献情報データベース」等で「夫婦別姓 国際比較」、「夫婦別姓 海外女性事情」で検索すると、以下のような資料がある。

◆図書
・民法改正を考える会編著『よくわかる民法改正:選択的夫婦別姓&婚外子差別撤廃を求めて』朝陽会、2010
・藤田千枝編;菅原由美子、鈴木有子『ジェンダーの世界地図』大月書店、2004
・久武綾子『夫婦別姓:その歴史と背景』世界思想社、2003
・白石玲子『夫婦別姓を生きる:ジェンダーで読みとく家族の法』フォーラム・A、2003
・久武綾子『氏と戸籍の女性史:わが国における変遷と諸外国との比較(6版)』世界思想社、2001
・男女共同参画会議基本問題専門調査会[編]『選択的夫婦別氏制度に関する審議の中間まとめ』内閣府男女共同参画局推進課、2001
*「資料15:夫婦の氏に関する各国法」にアジアやヨーロッパの13カ国の状況がまとめられている。Webでも提供されている。2011.9.20アクセス、
 http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/kihon/yousi/bessi-chukan.pdf
・増本敏子、久武綾子、井戸田博史『氏と家族:氏「姓」とは何か』大蔵省印刷局、1999

◆雑誌記事
・二宮周平「夫婦別姓(選択的夫婦別氏制度)」『ジュリスト』No.1336、p.10-18、2007.6
・「特集 夫婦の姓から民法を考える」『婦人通信』566号、p.6-10、2005.8
・吉岡睦子 [ほか]「夫婦と子の姓をめぐって:東アジアの歴史と現状」、『総合女性史研究』21号、 2004.3

★国別の「家族法」をテーマとした図書で扱われていることもある。「家族法 姓」で検索すると、以下のような資料がある。
・大村敦志、権澈『日韓比較民法序説』有斐閣、2010
・笠原俊宏『国際家族法新論』文眞堂、2009
・加藤美穂子『中国家族法「婚姻・養子・相続」問答解説』日本加除出版、2008

◆インターネット
「Legislation on marriage」『Council of Europe Family Policy Database』Council of Europe、2011.10.14アクセス、
 http://www.coe.int/t/dg3/familypolicy/Source/4_1_i%20Legislation%20on%20marriage.pdf
*欧州評議会加盟国の婚姻に関する法律を国別にまとめた一覧

コメント

 「夫婦別姓」に関して諸外国の状況をまとめて紹介している資料は少ない。特定の国について調べたい場合は、文献情報データベース等を「夫婦別姓」と国名をand検索することで情報が得られる場合もある。

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