事例

事例作成日:2007/08/03
更新日:2007/08/03

質問

(159)ワークショップをとりいれた講座を企画するのですが、参考になる資料はありますか?

カテゴリ

03. 教育・研究

ヒアリングのポイント

・「ワークショップ」のイメージを確認する。
・目的は何か?
 市民向け、企業向け、職員研修など研修の目的や、ワークショップの取り入れ方、企画のねらいを聞く。

参考資料・情報源

・国立女性教育会館・女性情報ポータル“Winet”「文献情報データベース」
・自館所蔵資料データベース
・パンフレット、ちらしファイル(自館作成ツール)
・インターネット

提供情報・回答

「ワークショップ」にはさまざまな意味があるが、社会教育においては以下のように考えられている。「皆で意見交換や共同作業を行いながら進める体験的参加型研修を指すことが多い。」(出典:『人権に関する学習のすすめ方:社会教育指導者の手引』国立教育会館社会教育研修所、1997)
以上をふまえ資料を紹介する。

◆社会教育・生涯学習におけるワークショップ企画に参考となる資料
【図書】
・堀公俊『ワークショップ入門』日本経済新聞社、2008
・今西一男『住民による「まちづくり」の作法』公人の友社、2008
・ちょんせいこ『人やまちが元気になるファシリテーター入門講座:17日で学ぶスキルとマインド』解放出版社、2007
・ロバート・チェンバース『参加型ワークショップ入門』明石書店、2004
・廣瀬隆人ほか『生涯学習支援のための参加型学習(ワークショップ)のすすめ方:「参加」から「参画」へ』ぎょうせい、2000
・中野民夫『ファシリテーション革命:参加型の場づくりの技法』岩波書店、2003
・人権教育啓発推進センター編『ワークショップは技より心:参加型人権教育・啓発ガイドブック』人権教育啓発推進センター、2000
・クラウス・マイセルほか『おとなの学びを支援する:講座の準備・実施・評価のために』鳳書房、2000
・パトリシア・クラントン『おとなの学びを拓く』鳳書房、1999

◆男女共同参画に関するワークショップ企画の参考となる資料
【図書】
・札幌市男女共同参画センター編『「気づき」のための実践ノート:男女共同参画ワークショップ』札幌市男女共同参画センター、2008
・日本女性学習財団編『学習支援ハンドブック:協働の時代の学びと実践』日本女性学習財団、2006
・山中千枝子『ひと味ちがう人権ワークショップ[1]、2』明石書店、2002-2005
・ジェンダー・学び・プロジェクト編『金香百合のジェンダーワークショップ』解放出版社、2005
・アジア女性資料センター人権ワークブック作成委員会『ジェンダーと人権ワークブック』アジア女性資料センター、2004

【地方行政資料】
・兵庫県立男女共同参画センター・イーブン『多様な個性を組織の力に:女性も男性も共に輝ける職場づくりのために:ダイバーシティ・マネジメントのすすめ:企業内研修担当者用マニュアル』兵庫県立男女共同参画センター・イーブン、2006
・大阪府人権教育研究協議会編『自分を生きる21:男女共生教育教材・実践集』大阪府人権教育研究協議会、2003
・しまね女性センター編『男女共同参画に関する学習・研修の手引き』島根県環境生活総務課男女共同参画室、2006

また、女性情報ポータル“Winet”「文献情報データベース」で、種別「和雑誌記事」をキーワード「ワークショップ」で検索すると、取組事例等を知ることができる。

コメント

・質問者の企画の目的をきちんと確認した上での情報提供をこころがける。
・教育委員会などで作成された男女共同参画についての学校向けの事例集が、具体的なプログラムを掲載しており参考になる。

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