事例

事例作成日:2007/01/14
更新日:2007/01/14

質問

(143)広告などにみられる性差別表現についての調べ学習をしています。参考になる資料はありますか?

カテゴリ

03. 教育・研究12. ことば・情報・メディア

ヒアリングのポイント

・性差別表現について、どの程度学習しているか尋ねる。
・対象の学年を確認する。
・どういう目的で、どのような成果物を作成するのか、発表の方法なども確認する。

参考資料・情報源

・自館所蔵資料データベース
・国立女性教育会館・女性情報ポータル“Winet”女性情報ナビゲーション
・新聞クリッピング
・インターネット

提供情報・回答

◆生徒向け資料
【図書】
・鈴木みどり編『Study guide メディア・リテラシー』リベルタ出版、2003-2004
*入門編、ジェンダー編の2冊がある。

【行政資料】
・北九州市立男女共同参画センター“ムーブ”編『メディアを読み解く:ジェンダー・メディア・ウォッチ』北九州市立男女共同参画センター“ムーブ”、2005
・木村涼子監修、大阪府人権教育研究協議会編『自分を生きる21:男女共生教育教材・実践集』大阪府人権教育研究協議会、2003

◆教員向け資料
【図書】
・北九州市立男女共同参画センター"ムーブ"編『女性とメディア(ムーブ叢書:ジェンダー白書;3)』明石書店、2005
・諸橋泰樹『ジェンダーとジャーナリズムのはざまで』批評社、2005
・石川弘義、滝島英男編『広告から読む女と男:ジェンダーとセクシュアリティ』雄山閣出版、2000
・愛知淑徳大学ジェンダー・女性学研究所編『メディアとジェンダー:2003年度ワークショップ実施報告書』愛知淑徳大学ジェンダー・女性学研究所、2004
・村松泰子、ヒラリア・ゴスマン編『メディアがつくるジェンダー:日独の男女・家族像を読みとく』新曜社、1998

【行政資料】
・内閣府男女共同参画局編『男女共同参画の視点からの公的広報の手引:みんなに届く広報のために』内閣府男女共同参画局、2003
・『男と女のメディアリテラシー事業報告書』男と女のメディアリテラシー事業実行委員会、2000

【ビデオ】
・「メディアの描く女性 女性とメディア、女性の教育と訓練」『ミレニアムの女性たち9、10』各29分、紀伊國屋書店、2001
・『ゲット・ザ・ピクチャー』22分、シネマトリックス、1992

【グループ】
・『FCTメディア・リテラシー研究所』2007.3.15アクセス、
http://www.mlpj.org/index.shtml
・『コマーシャルの中の男女役割を問い直す会』
連絡先 Fax06-6499-1274

コメント

・ジェンダーの視点が備わると、現在のメディアを分析することにより、多くの気づきが得られる。性差別について学習し、新聞・雑誌・テレビ・広告・インターネット等、さまざまなメディアを読み解く能力を身につけられる資料・情報を紹介する。
・行政が作成している『広報物ガイドライン』等も参考になる。

【参考事例】
事例50:行政刊行物の表現のガイドラインを作成するのですが、作り方のポイントなどをアドバイスしてほしいです。
事例125:「主人」「奥さん」という呼び方について、自分のつれあい・相手のつれあいを話題にする場合どういう呼び方がいいのでしょうか?参考になる図書・資料を教えてください。

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