事例

事例作成日:2004/09/23
更新日:2004/09/23

質問

(109)社会教育主事の方を対象に男女共同参画に関する学習会を行います。参考になる資料やテキスト、本などないでしょうか?

カテゴリ

03. 教育・研究

ヒアリングのポイント

・質問者はどういう立場か(企画担当者か依頼された講師か)。
・受講者の男女共同参画に関する知識はどの程度あるのか。
・どのような形式の学習会を予定しているのか。
・研修目的は社会教育主事に対する啓発だけなのか、それとも男女共同参画の視点を仕事に活かしていただくところまでもっていきたいのか。

参考資料・情報源

・自館所蔵資料データベース(図書・行政資料・ビデオ)
・WinetCASS「文献情報データベース」

提供情報・回答

◆男女共同参画についての基礎知識・データ
<図書>
・『ひとりひとりが幸せな社会のために : 男女共同参画社会の実現をめざして 平成29年版』内閣府男女共同参画局、2017
・『「キーワード」から読み解く男女共同参画トレンド調査 』山口きらめき財団、2016
・『第4次男女共同参画基本計画』内閣府男女共同推進課、2015
・内藤和美, 山谷清志『男女共同参画政策 : 行政評価と施設評価』晃洋書房、2015
・『男性にとっての男女共同参画』国立女性教育会館、2013
・『「男性にとっての男女共同参画」に関する意識調査報告書 』内閣府男女共同参画局、2012

*上記のほか、男女共同参画センターなどで作成したリーフレットなどに『男女共同参画社会』についてわかりやすく説明しているものがある。


◆実践のためのテキストなど
・古瀬ワークショップデザイン事務所編『男女共同参画推進のためのワールド・カフェ実践手引書』文部科学省生涯学習政策局男女共同参画学習課、2015
・『自分らしく輝いて生きる。 : 男女共同参画の視点からの"キャリア教育" 』文部科学省生涯学習政策局男女共同参画学習課、2014
・『男女共同参画の視点に立った若者のキャリア形成支援ハンドブック』国立女性教育会館、2014
・『地域の活力と魅力を生みだす男女共同参画活動事例集』内閣府男女共同参画局推進課、2011


◆社会教育における男女共同参画参考図書・雑誌
・西岡正子『未来をひらく男女共同参画 : ジェンダーの視点から』ミネルヴァ書房、2016
・『男女共同参画社会の形成と教育』大学女性協会、2014
・藤原千賀『男女共同参画社会と市民』武蔵野大学出版、2012
・佐藤和順『男女共同参画意識の芽生え : 保育者から子どもへの再生産』ふくろう出版、2010
・末本誠, 松田武雄編『生涯学習と地域社会教育』春風社、2010

コメント

・参加者が行政担当者であることから、男女共同参画社会が「21世紀の最重要課題」であることを認識した上で、男女共同参画についての基礎知識を理解してもらう必要性がある。また、学習会における切り口をどこに持っていきたいかで参考とする図書も違ってくるのでヒアリングが重要。
・ジェンダー問題に関する統計などを示すことや海外と比較することで、日本の現状を理解しやすくなるので、白書やデータブックなども提示するとよい。

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