事例

事例作成日:2004/02/16
更新日:2004/02/16

質問

(93)どのような理由や原因で離婚しているのかを知りたいのですが、公的な機関の統計などがありますか?

カテゴリ

09. 世帯・家族

ヒアリングのポイント

統計から離婚原因を知りたいだけなのか、この質問の背景に、質問者自身が離婚について考えたり、悩んでいるのか・・・。
プライバシーに立ち入らないように留意しながらも、質問者が聞きたくても質問の形にできないで情報を求めているかもしれないことを考慮して、情報のありかを案内する形で、離婚についての図書やグループ、カウンセリング、講座などにも言及することも。

参考資料・情報源

・WinetCASS「女性と男性に関する統計データベース」
・WinetCASS「文献情報データベース」
・司法統計
・民法
・自館作成ツール
・インターネット

提供情報・回答

・「性別離婚申立ての動機別割合の推移(1975-2001)」厚生省大臣官房統計情報部編『離婚に関する統計(人口動態統計特殊報告)』厚生統計協会、2000(原出所:最高裁判所『司法統計年報 3 家事編』)
・『民法』770条 法定離婚原因
・「統計情報 離婚に関する統計 12 司法統計から見た離婚」『厚生労働省』2004.02.24

・ホームページ(弁護士やコンサルタント)

■ヒアリングの結果、質問者自身が離婚についての情報などを求めている場合は、さらに下記のような情報を提供することが考えられる。
・離婚問題関連図書、ビデオ、雑誌、講座、グループ・サポートグループなど
・カウンセリング、法律相談
・弁護士
*弁護士へのアクセスとして、個人名をあげることはしない。各都道府県の弁護士会を案内する、女性グループによる図書(女性の情報をひろげるジョジョ企画編『女たちの便利帳5』2004、ウィメンズネット・こうべ編『自分らしい暮らし・生き方応援します:女性のためのお助け情報2000件(兵庫発女の伝言板Part2)』2001)に掲載されている弁護士リストなど)を紹介する。

コメント

プライバシーに立ち入らず、しかしニーズを的確に質問の形にできない人から質問を引き出し、質問者のエンパワーメントとなるような情報提供・回答をすることは難しい。

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