事例

事例作成日:2004/02/10
更新日:2004/02/10

質問

(88)起業しようと考えています。女性に資金援助をしてくれる組織、銀行などを知りたいのですが。その他、起業に必要と思われる情報もあれば出していただきたい。

カテゴリ

07. 労働・社会保障08. 経済

ヒアリングのポイント

業種や規模(SOHOから有限・株式会社まで)、営利中心か非営利なのか。
どこまで調査済みか、準備の進行状況も確認する。 
制度、法律なども必要なのか確認。

参考資料・情報源

自館所蔵資料データベース
WinetCASS「文献情報データベース」「女性関連施設データベース」
インターネット情報

提供情報・回答

<図書情報>
2006年5月1日、「会社法」が施行された。起業関連資料は、新刊本の発行が多いが、女性が起業アイデアを事業計画としてつくりあげるために役立つものを紹介する。
・女性労働協会編『基礎から学ぶ起業マニュアル』女性労働協会、2002
*ここにはさまざまな状況を想定したマニュアルが記載してあり、大変役に立つ。
・奥谷京子『お金をかけない起業法:ひろう・もらう・つくる』アドア出版、2001
*WWB/ジャパン(女性のための世界銀行日本支部)の実態と実績が詳しく書かれている。100人の女性起業家のプロセスを記載。
・(財)横浜女性協会編『女性起業の完璧マニュアル』日経事業出版社、1995
*とても詳しく起業のためのノウハウが書かれている。六つの大切なポイントは、無理なく、「等身大の夢の実現」にとても役に立つ。
・石渡秋『女性のための起業・独立ガイド :会社設立、SOHO、ワーカーズ・コレクティブ、NPO、…新しい働き方を創造するための基礎知識+実践マニュアル』実務教育出版、1998
・国民生活金融公庫総合研究所編『日本の女性経営者』中小企業リサーチセンター、2003
・たけながかずこ『女性のためのスロービジネス入門:個人事業主という生き方』太陽企画出版、2002
・佐藤史郎『女性の起業が成功する秘訣:「私らしさ」を形にするために』三修社、2001
・かながわ女性起業家クラブ『あなたの起業応援手帳』かながわ女性起業家クラブ、2007


<融資元のインターネット・サイト>
・『WWB/ジャパン(女性のための世界銀行日本支部)』、2004.3.14アクセス
 http://www.p-alt.co.jp/wwb/
・『市民バンク』、2004.3.14アクセス http://www.p-alt.co.jp/bank/
・『チャレンジセンターLet\'sきさらづ』、2004.3.14アクセス 
http://www.netb.co.jp/
・『日本商工会議所・全国商工会議所女性連合会』、2004.3.14アクセス
 http://www.jcci.or.jp/joseikai/index.html
・『東京商工会議所』、2004.3.14アクセス
 http://www.tokyo-cci.or.jp/
*「女性による女性のための創業塾?夢に挑戦!目指せ女性起業家」など開催。
・『国民生活金融公庫』、2007.2.17アクセス
http://www.kokukin.go.jp/  
・『Winet女性情報ナビゲーション』、2007.4.20アクセス 
http://winet.nwec.jp/navi/modules/weblinks/viewcat.php?cid=14

<NPOとして起業する場合に参考になるもの>
NPO関連の図書は豊富に発行されているので、WinetCASS「文献情報データベース」などで調査するとよい。
・山岡義典編著『組織を活かす資金源とは(NPO実践講座3)』ぎょうせい、2003
・NPO事業サポートセンター, 名越修一編著『自分たちでつくろうNPO法人!:認証・登記から税務・保険までNPO法人設立完全マニュアル!』学陽書房、2003

<女性の起業体験者が語るもの>
・起業支援ネット監修『起業物語:20人の起業家たち・それぞれの選択』ミネルヴァ書房、2002
・山崎康弘、木越由美子写真『女性起業家』アップフロントブックス、2002
・橋本久義、片岡信之編著『IT時代を切り拓く女性起業家たち』日刊工業新聞社、2001
・渡邉桃伯子、川野真理子『インターネットと21世紀型女性の起業』新水社、2002

女性センターや市の商工課などの主催で、起業家養成セミナーなども開かれているし、ところによっては、資金提供システムをもっている自治体もでてきているので、行政間での連携と、情報の収集・提供は重要であろう。
 NWECの「女性関連施設データベース」では、全国の女性センターの実施事業を検索する事もできるので、このサイトを伝える事は有益である。
 また、各地で官民両者が主宰のNPOセンターも立ち上げているので、それらが主催する講座やセミナーに関する情報提供も必要になってくる。これに関しては、各館が収集しているチラシ情報を提供するとよいだろう。

コメント

よく聞き取る事は大切。どんな分野なのか、営利、非営利、資金調達、スタッフなどどこまで準備されているのかはとても重要なポイントになるだろう。
 

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