事例

事例作成日:2004/02/05
更新日:2004/02/05

質問

(86)最近、女性のからだの特性を考慮した診療をしてくれる「女性外来」のことを知りました。詳しいことを書いた本や、病院のリストはありますか。

カテゴリ

04. 性・心・からだ・健康

ヒアリングのポイント

自分や家族が実際に診療を受けたいのか。知識として具体的な内容や外国の事情、歴史などを知りたいのか。勉強や研究のための関連団体やネットワークを知りたいのか。

参考資料・情報源

・インターネット
・自館所蔵資料データベース
・WinetCASS文献情報データベース
・新聞クリッピング

提供情報・回答

<図書資料>
・対馬ルリ子監修『女性外来がよくわかる本 : 女医さんに診てほしいあなたへ 思春期から更年期まで女性特有の悩みに答える!』リヨン社、2002
*「女性外来」のある全国の主な医療機関データ付き
・対馬ルリ子『女性外来が変える日本の医療』築地書館、2002
・日本メディカルシンポジウム事務局編『女性たちの医療革命』東京顕微鏡院、2002 
・天野恵子監修『女性のための安心医療ガイド』素朴社、2002
・玉舎輝彦『女性科医療の21世紀の動向』金芳堂、2002
*全国の女性医師・女性専用外来のある医療機関の紹介がある
・対馬ルリ子『初めての「女性外来」』PHP研究所、2004
・対馬ルリ子『「女性検診」がよくわかる本』小学館、2006 
・関連雑誌『性差と医療』(月刊、HPはhttp://www.jiho.co.jp)は2006年12月で休刊。

<団体・ホームページ>
・『性と健康を考える女性専門家の会』、2004.3.14アクセス
http://square.umin.ac.jp/pwcsh/ 
・『性差医療情報ネットワーク(NAHW)』、2004.3.14アクセス
http://www.nahw.org/
*各地の医療機関のデータのほか、海外の医療事情ニュ?ス、催物情報もある
・『女性医療ネットワーク』、2004.3.14アクセス http://www.cnet.gr.jp/ 
・『性差医療・医学研究会』、2004.3.14アクセス http://www.pin-japan.com/gender/
・『Women\'s health forum 21(NPO)』、2004.3.14アクセス  http://www.whf21.org/
*女性センターのホームページや直接の問い合わせでも、その地域の女性外来医療機関の情報は入手できるが、選ぶのはあくまでも利用者なので、参考になるような的確で豊富な情報を揃えたい

コメント

医療先進国に比べ遅れをとっていた日本の性差医療にも急激に関心が高まっている。とはいえ、一般にはまだ情報が行き渡っておらず、医学部で学ぶ女性の数は増えてきても、女性医師は職場環境の厳しさから家庭との両立に疲れ仕事をあきらめてしまうという現実と共に情報の提供が望まれる。肉体の病気でもこころの問題が切り離せない。インターネットの医療機関ホームページは写真の多用などにより具体的な情報が得られ、病院を選ぶ際に安心感を提供する強い味方となる。
148の事例参照。を追加

ページトップへ

女性情報ポータルWinet
  • 国立女性教育会館 女性教育情報センター

  • 〒355-0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728/

    tel: 0493-62-6195/mail:infodiv@ml.nwec.go.jp