事例

事例作成日:2003/07/03
更新日:2003/07/03

質問

(74)体育とジェンダーに関する資料はありますか。関係団体があればそれも知りたいのですが。

カテゴリ

03. 教育・研究04. 性・心・からだ・健康13. 文化・芸術・スポーツ

ヒアリングのポイント

・スポーツ全般におけるジェンダーの問題なのか
・セクシュアル・ハラスメントなど具体的な事例も欲しいのか
・学校の保健・体育教育におけるジェンダー・バイアスを知りたいのか
・体育教育現場教職者・スポーツ指導者など教える側の男女比率なども調べたいのか
・体育史・運動競技史などにおける、女性の置かれてきた状況も必要なのか
・研究者なのか、教師・保護者等教育現場関係者なのか、競技当事者なのか

参考資料・情報源

・自館所蔵資料データベース
・WinetCASS(文献情報データベース)
・インターネット
・団体ファイル(自館作成ツール)
・講座案内ファイル(自館作成ツール)

提供情報・回答

<関連団体情報>
・日本スポーツとジェンダー研究会(JSSGS)
・WSFジャパン
・日本体育・スポーツ哲学会
・日本スポーツ法学会
・JWS(NPO法人ジュース)
*これらの団体の出版している資料、ホームページ。集会のプログラムや内容をダウンロードできるものもある。大学紀要や女性学研究所紀要にとりあげられることも多い。

<図書>
・アン・ホール 飯田貴子(ほか)訳『フェミニズム・スポーツ・身体』世界思想社、2001
・全国研究会編『Change! みんなのスポーツ』不昧堂出版、2003
*Q&Aにスポーツとジェンダーに関する記述あり
・熊安貴美江「男女いっしょの体育は無理? : スポーツ・身体とジェンダー」『ジェンダーで学ぶ教育』世界思想社、2003
・熊安貴美江「体育・スポーツと性役割の再生産」『学校をジェンダー・フリーに』p.99-125 明石書店、2000

歴史的な参考資料としては
・『女子体育基本文献集』全22巻、別巻1、大空社 1994-1995

<団体資料>
・『スポーツの男女共同参画をめざして:「スポーツの男女平等参画プラン」および「評価のための指標」(試案)(平成13年度大阪府ジャンプ活動助成事業)』 スポーツ界の男女平等を推進する会(事務局:大阪府立大阪女子大学内)、2002
・『女性とスポーツ その光と影:スポーツ界のジェンダーと女性選手への暴力・体罰・セクハラの実態報告』(東京ウィメンズプラザ民間活動助成事業)女性スポーツ研究会(代表:国枝タカ子茨城大学講師)、2003

コメント

丸ごと「からだ」が関係する体育・スポーツは競技に性差が出やすいこともあってジェンダー問題の難関である。勝負が関わる問題なので、支配関係や上下関係も看過されやすい。団体も種々あるが、立場のちがいやこれまでの活動内容がわかる資料も紹介したい。

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