事例

事例作成日:2002/11/22
更新日:2002/11/22

質問

(40)日本語の女言葉、男言葉に関する資料はありますか。

カテゴリ

02. 歴史・民族・宗教12. ことば・情報・メディア

ヒアリングのポイント

・女言葉発生の歴史的経緯を知りたいのか
・単に現代語における女言葉・男言葉の使用法や種類を知りたいのか、ジェンダー表現としてとらえたいのか
・レポートなどの日本語研究の立場なのか、外国人などへの日本語教育の参考にしたいのか。
・女性が使う言葉を知りたいのか、女性を表現する言葉を知りたいのか。

参考資料・情報源

・自館所蔵資料データベース
・国立女性教育会館・女性情報ポータル”WINET”
・新聞クリッピング

提供情報・回答

<図書>
・宇佐見まゆみ編著『言葉は社会を変えられる : 21世紀の多文化共生社会に向けて(東京女性財団助成 フロッピィ・ディスク付き)』明石書店、1997 
・井出祥子編『女性語の世界』明治書院、1997
・現代日本語研究会編『女性のことば・職場編』ひつじ書房、1997
・東京女性財団編著『「ことば」に見る女性 : ちょっと待って、その「ことば」』クレヨンハウス、1998
・佐々木瑞枝『女と男の日本語辞典 上巻』東京堂出版、2000
・遠藤織枝編 『女とことば : 女は変わったか日本語は変わったか : 壽岳章子さんの喜寿を記念して』明石書、2001
・中村桃子『ことばとジェンダー』勁草書房、2001 
・佐々木瑞枝『日本事情』第2版 北星堂書店、2001 
・小林美恵子 [ほか]『日本人にも外国人にも心地よい日本語 : 共生社会の日本語』 明石書店 、2002 
・遠藤織枝編『女性の呼び方大研究 : ギャルからオバさんまで』三省堂、1992 
<学会機関誌など>
・「「女ことば」と権力 鷲留美」『女性学』 Vol.9 2001
・「言語政策における「女性語」」『日本ジェンダー研究』 第3号 2000
・『ことば』現代日本語研究会 (年刊) 
※「日本語ジェンダー学会」(会長 佐々木瑞枝)がフォーラムを開催、ビデオとCDRを作成・販売している

コメント

声に出す日本語ブームの感のある昨今だが、ジェンダー視点からみた日本語の本も沢山あることを知ってもらいたい。「ことば」は文化・社会・人間をうつす鏡だと思う。

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