事例

事例作成日:2008/03/03
更新日:2008/03/03

質問

(160)過去の日本の新聞記事が探せるインターネット上の無料サイトを教えてください。
基本事例

カテゴリ

12. ことば・情報・メディア

ヒアリングのポイント

・いつ頃の記事なのか。
・女性問題など特定分野の記事なのか、あるいは広く一般的な記事を探しているのか。

参考資料・情報源

・国立女性教育会館・女性情報ポータル“Winet”「文献情報データベース」
・インターネット

提供情報・回答

1.全文が読めるもの
【女性問題関連記事】
・「参画ニュース」『参画eye』柏市インターネット男女共同参画推進センター、2008.2.19アクセス、
 http://danjo.city.kashiwa.lg.jp/joho/topics/topics.htm
 *最近1ヶ月間の国内・国外の新聞記事等のトピックスにリンクしている。

【一般・その他】
・『ロイター・ジャパン』2008.2.19アクセス、
 http://jp.reuters.com/
 *「ニュース・ビデオ」欄に単語を入力すると、過去ニュースが1年程度検索できる。
・『読売新聞』2008.2.19アクセス、
 http://www.yomiuri.co.jp/
 *「キーワード入力欄」に単語を入力すると、速報ニュースが1週間分、その他はおおむね1年の記事を無料で検索できる。ただし、これはヨミウリ・オンラインに掲載されたニュースのみが対象。
・『産経新聞』2008.2.19アクセス、
 http://sankei.jp.msn.com/
 *記事・写真公開期間は、原則として掲載日から6ヵ月間だが、トピックスの収録対象となっている記事・写真に関しては6ヵ月を経過しても掲載される。
・『琉球新報』2008.2.19アクセス、
 http://ryukyushimpo.jp/
 *記事の保存期間は原則3ヶ月。「サイト内検索」欄から検索可能。
・『西日本新聞』2008.2.19アクセス、
 http://www.nishinippon.co.jp/
 *一般記事のホームページ無料公開期間は2ヵ月間。
・毎日新聞2008.2.19アクセス、
 http://mainichi.jp/
 *毎日jpに掲載された過去1ヵ月分の記事検索が可能。検索BOXは記事検索と写真検索を使い分けることができる。
・神戸大学附属図書館「新聞記事文庫」2008.2.19アクセス、
 http://www.lib.kobe-u.ac.jp/sinbun/
 *神戸大学経済経営研究所が作成。明治末から昭和45年までの経済関連を中心とした新聞切抜資料約50万件が検索できる。

2.見出しや人名、キーワードなどが探せるもの
【女性問題関連記事】
・「文献情報データベース」『国立女性教育会館』2008.2.19アクセス、
 http://winet.nwec.jp/opac/expart-query?mode=0
 *1977年以降の、全国紙5および地方紙43(現在)に掲載された、女性・家庭・家族に関する記事について、記事見出し、記事中の人名、新聞名、日付、キーワードを主なデータとして登録している。記事が必要な場合は、郵送による複写サービス(有料)で入手できる。

【一般・その他】
・「日経四紙記事検索」『日経goo』2008.2.19アクセス、
 http://nikkei.goo.ne.jp/nkg/fnews_detail_top.jsp
 *日経新聞朝夕刊(日経プラスワン、日経マガジン含む)、日経産業新聞、日経流通新聞、日経金融新聞に掲載された最新の報道ニュース、株価、企業情報をはじめ、社説やコラムなどの過去1年間の記事見出しを無料で検索できる。記事本文は有料。
・「滋賀県関係新聞記事見出し検索」『滋賀県立図書館』2008.2.19アクセス、
 http://www.shiga-pref-library.jp/d_newspaper/cm_np_input.cfm
 *1983年以降に滋賀県内で発行された新聞の、滋賀県や図書館に関する記事見出しが検索できる。
・「千葉県関係新聞・雑誌記事索引検索」『千葉県立図書館』2008.2.19アクセス、
 http://ref-ap.library.pref.chiba.lg.jp/kiji/kiji_search.php?q=1879068865
 *千葉県立西部図書館所蔵の新聞・雑誌から、1987年以降の主要な千葉県関係の記事を採録したデータベース。
・「大分合同新聞記事見出し検索」『大分県立図書館』2008.2.19アクセス、
 http://library2.pref.oita.jp/news/jsp/search.jsp
 *1986年8月以降の大分県関連記事が対象。

【参考図書】
・伊藤民雄、実践女子大学図書館『インターネットで文献探索(2007年版)』日本図書館協会、2007
・高鍬裕樹『デジタル情報資源の検索(増訂版)』京都大学図書館情報学研究会、2007

コメント

・インターネットが普及し、過去の新聞記事もネット上で無料で読むことができると思われがちだが、各新聞社が無料で提供する記事情報には期間などにおいて制限がある。また、著作権の関係で、すべての記事がネット上で提供されているわけではないことにも注意が必要である。
・公共図書館によっては、インターネットで新聞記事が検索できる商用データベース(「日経テレコン21」「聞蔵」「ヨミダス文書館」「毎日Newsパック」など)を契約し、来館者が無料で利用できるところがある。
・女性問題関連記事については、国立女性教育会館・女性情報ポータル“Winet”「文献情報データベース」で見出しを検索した後、記事そのものは切り抜き情報誌『女性情報』(パド・ウィメンズ・オフィス)で読むという方法も有効である。また、国立女性教育会館では郵送の複写サービスも実施している。

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