事例

事例作成日:2014/04/07
更新日:2014/04/07

質問

(262)性同一性障害について相談できる窓口やグループを教えてください。

カテゴリ

04. 性・心・からだ・健康

ヒアリングのポイント

性同一性障害についての相談窓口は、心の相談、体の相談、制度の相談に大別される。質問者が相談したいのは主にどの点なのか、プライバシーに配慮しながら聞く。

参考資料・情報源

・自館所蔵検索システム
・国立女性教育会館女性情報ポータル”Winet”「文献情報データベース」「女性関連施設データベース」「女性情報ナビゲーション」
・自館グループ情報ファイル
・インターネット

提供情報・回答

◆資料
文献情報データベース等で「性同一性障害」と相談、団体、グループで検索すると、以下のような資料がヒットする。2014.3.20アクセス、http://winet.nwec.jp/bunken/

・セクシュアルマイノリティ教職員ネットワーク編著;ロニー・アレキサンダー[ほか]著『セクシュアルマイノリティ:同性愛、性同一性障害、インターセックスの当事者が語る人間の多様な性(第3版)』明石書店、2012
*巻末に相談先やグループが掲載されている。
・『LGBT便利帳:困った時にも困る前にも!』QWRC、2012
*巻末に相談先一覧が掲載されている。インターネットからも閲覧できる、
 http://dp34312797.lolipop.jp/qwrc_benricho.pdf、2014.1.30アクセス
・野宮亜紀[ほか]『性同一性障害って何?:一人一人の性のありようを大切にするために(増補改訂版)』緑風出版、2011
*巻末に自助支援グループが掲載されている。
・内閣府男女共同参画局[編]『苦情処理ガイドブック:男女共同参画社会の形成に向けて問題の発掘・検討・解決』内閣府男女共同参画局、2013
*参考資料に関係機関、情報・相談窓口一覧が掲載されている。
インターネットからも閲覧できる、ttp://www.gender.go.jp/public/pamphlet_leaflet/kujoshori/index.html、2014.3.12アクセス

◆インターネット
google等で、「性同一性障害」あるいは「トランスジェンダー」と、団体、相談、病院等でand検索すると、以下のようなサイトがヒットする。

【相談窓口】
・「相談窓口のリスト」『LGBT特設サイト-虹色-』NHK、2014.3.30アクセス、
 http://www.nhk.or.jp/heart-net/lgbt/advice/
 番組「ハートをつなごう」から生まれた多様な性のありようを考えるサイト。

・「LGBTと周囲の人のための相談機関一覧」『QWRC』
 http://www.qwrc.org/soudan/soudan.html、2014.3.12アクセス

・『富田林市人権教育推進協議会』http://www17.ocn.ne.jp/~tojinken/、2014.1.30アクセス*セクシュアル・マイノリティに関することで悩んでいる人を対象にした「にじいろホットライン(電話相談)」を実施している。居住地に関係なく相談できる。

・『病院なび』http://byoinnavi.jp/、2014.1.30アクセス
*「こだわり検索項目」の「心療内科系」のチェック項目に「性同一性障害」があり、都道府県別に検索できる。

・『女性関連施設データベース』国立女性教育会館、2014.3.20アクセス、
 http://winet.nwec.jp/sisetu/
*全国の女性/男女共同参画センターで相談事業を行っているところを探すことができる。

【団体・グループ】
・『gid.jp 日本性同一性障害と共に生きる人々の会』http://gid.jp/、2014.3.12アクセス
*相談を打出してはいないが、性同一性障害の当事者と家族などの関係者への情報提供や精神的ケアを行っている。「法人概要」のページに各支部の連絡先が掲載されている。

・『“共生社会をつくる”セクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク』
 http://www.kyouseinet.org/、2014.1.30アクセス
*セクシュアル・マイノリティへの根強い偏見を解消し、その視点を国や地方自治体の政策に反映させるための、当事者、支援者、専門家などで構成される全国組織。

・『虹色ダイバーシティ』http://www.nijiirodiversity.jp/、2014.3.20アクセス
*性的マイノリティがいきいきと働ける職場づくりをめざして、調査・講演活動、コンサルティング事業等を行っているNPO法人。

・『社会的包摂サポートセンター』http://279338.jp/、2014.1.30アクセス
*「東日本大震災等の影響により様々な困難を抱えながら支援に辿り着けずにいる人や、社会的に排除されがちな人(生活困窮者、高齢者、外国人、セクシュアル・マイノリティ、DV・性暴力被害者、障がい者、ホームレス、多重債務者、ひとり親世帯など)への多角的な支援事業」を行う団体。「よりそいホットライン」で性別や同性愛に関わる相談を受け付けている。

・『QWRC(くぉーく)』http://qwrc.jimdo.com/、2014.1.30アクセス
*フェミニズムの視点を重視しながら、セクシュアリティを自由に表現できる社会の実現をめざし、講座の開催や電話相談などを実施している。

・『レインボーコミュニティcoLLabo』http://www.co-llabo.jp/、2014.1.30アクセス
*レズビアンとセクシュアル・マイノリティの女性のための相談窓口を開設している。

「女性情報ナビゲーション」のカテゴリー「性・心・からだ・健康>セクシュアリティ」に関連団体サイトへのリンクがある。2014.3.20アクセス、
http://winet.nwec.jp/navi/modules/weblinks/viewcat.php?cid=8

コメント

参考事例
(229)男子高校生が「性」について考える際の資料はありますか?
(87)「性同一性障害」という言葉をよく聞きます。性転換、同性愛、TS(トランス・セクシュアル)、TG(トランス・ジェンダー)、ドラッグ・クイーンなど性別に関わる沢山の言葉も使われるようになり、その区別がよくわかりません。

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