事例

事例作成日:2013/12/26
更新日:2013/12/26

質問

(250)夫が単身赴任している妻のストレスなどについて書かれた資料やデータを探しています。

カテゴリ

07. 労働・社会保障09. 世帯・家族

ヒアリングのポイント

「一般向けの講演の資料を作る際に参考にしたい」「軽い読み物として紹介できるような本も探している」など、集めた資料やデータをどのように使うのか確認する。

参考資料・情報源

・自館所蔵資料データベース
・国立情報学研究所「CiNii Articles - 日本の論文をさがす」
・国立女性教育会館女性情報ポータルWinet「文献情報データベース」
・国立国会図書館「レファレンス協同データベース」
・インターネット

提供情報・回答

◆「単身赴任」と「ストレス」などをキーワードに検索した論文
*「CiNii Articles - 日本の論文をさがす」、「文献情報データベース」を「単身赴任 (and)ストレス」「単身赴任 (and)妻」等で検索すると、以下のような論文がヒットする。
・森山葉子ほか「単身赴任者と家族同居者における生活習慣, ストレス状況および健診結果の比較:MYヘルスアップ研究から」『産業衛生学雑誌』54(1)、p.22-28、2012.1
・森崎和代「夫の単身赴任による夫婦のワークライフバランス 妻の立場から」『女性ライフサイクル研究』17号、p.57-63、2007.11
・粟井裕美,清板芳子「父親の単身赴任による母親のストレスが子どもの心労に与える影響 」『児童臨床研究所年報』、第17集、p.76-93、2004
・田中佑子ほか「単身赴任・帯同赴任が家族に及ぼす影響(12):縦断研究:母親のストレス・養育不安への影響」『日本教育心理学会総会発表論文集』、第39回、p.240、1997.9、2013.7.20アクセス、
http://ci.nii.ac.jp/naid/110001884742
・稲葉昭英「家族ストレスモデルの経験的テスト 単身赴任によって残された家族を対象として」『社会学評論』41(4)、p.378-391,480、1991.3

◆単身赴任の研究、妻のストレス等について述べられている図書
・田中佑子『単身赴任と心理的ストレス:家族分離についての実証的考察』ナカニシヤ出版、2002
・ライフ・カルチャー・センター編著『妻たちが書いた転勤ノート:プラス思考で乗り切る92のノウハウ』日経BP出版センター、1994
*第1章「心がまえと家族の気持ち」(p.10-26)、第2章「模索を続ける妻たち」(p.28-50)に記述がある。
・田中佑子『単身赴任の研究』中央経済社、1991
*第4章「家族に与える影響」(p.83ー98)に夫婦関係に及ぼす影響についての記述がある。
・岩男寿美子、斉藤浩子、福富護編『単身赴任:家庭と職業のはざまで(いま家族を問う 7)』有斐閣、1991
・樋口恵子『シングル家庭の子育て論』明治図書、1989
*III章「単身赴任家庭の現実と子育ての問題点」(p.114-137)に、単身赴任家族の現状や悩みについての記述がある。

◆ウェブ資料
・『レファレンス協同データベース』、国立国会図書館、2013.7.20アクセス、
 https://crd.ndl.go.jp/reference/
*他館でのレファンレンス事例を見てもらい、調べ方のイメージをつかむ。探しているデータは現在ないが、参考になる資料やデータを調べることができる。
・『the0123引越文化研究所』、アートコーポレーション株式会社、2013.12.19アクセス、
 http://www.the0123.com/kenkyu/
*「引越」から始まり、現在は「くらし」をテーマとして調査・研究を行っている。その中で「単身赴任」もテーマとなっており、単身赴任増加の背景にある社会的変化、家族や家庭、そして仕事に対する意識変化について取り上げ、21世紀の夫婦・家族、引越し文化を考えている。

コメント

ページトップへ

女性情報ポータルWinet
  • 国立女性教育会館 女性教育情報センター

  • 〒355-0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728/

    tel: 0493-62-6195/mail:infodiv@ml.nwec.go.jp