事例

事例作成日:2010/03/10
更新日:2010/03/10

質問

(199)経済的に困難な女性に対する支援制度を教えてください。

カテゴリ

05. 政治・政策・法律06. 社会10. くらし・環境

ヒアリングのポイント

質問者の立場やニーズ、また、緊急性の有無を確認する。

参考資料・情報源

・国立女性教育会館女性情報ポータル"Winet"「女性情報ナビゲーション」「文献情報データべース」
・インターネット
・自館所蔵資料データベース

提供情報・回答

女性は父親、夫に経済的に依存することが多かったため、これまであまり経済的困難が顕在化していなかったが、単身者や離婚の増加、非正規雇用の増加により、経済的に困難な女性が増加している。
一般的な生活困難者に対する支援制度のほか、要因は複合的なこともあるが、経済的困難に陥った原因別の支援制度も設けられている。

【母子家庭】
・「女性情報ナビゲーション」の「世帯・家族>家族/ひとり親」に、厚生労働省の施策、児童扶養手当、関連機関の支援制度などにリンクしている。
 http://winet.nwec.jp/navi/modules/weblinks/viewcat.php?cid=36
・「リンク」『ハンド・イン・ハンドの会』2010.3.4アクセス、
 http://www.gendai-kazoku.jp/link.htm#single_parent
 *出産、子育て、病気・介護、教育費に困ったら、など、ライフステージ別に支援制度を説明するサイト等にリンクしている。

【ドメスティック・バイオレンス】
・「配偶者からの暴力被害者支援情報」『内閣府男女共同参画局』、2010.3.3アクセス、
http://www.gender.go.jp/e-vaw/index.html
*関連法令・制度一覧、支援マップなどが掲載されている。
・「女性情報ナビゲーション」の「世帯・家族>ドメスティック・バイオレンス」に、関連サイトへのリンクがある。
 http://winet.nwec.jp/navi/modules/weblinks/viewcat.php?cid=41

【失業(女性に限らず)】
「仕事、生活、住まいにお困りの方へ」『厚生労働省』、2010.3.3アクセス、
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/safety_net/p.html
 *失業した場合のセーフティネットとして用意されている、雇用保険・生活保護といった様々な支援策を、自分の条件、希望する支援の内容などから探すことができる。

【支援制度を知るための参考図書】
・東京ソーシャルワーク編『How to生活保護 : 暮らしに困ったときの生活保護のすすめ(2009年度版)』現代書館、2009
・しんぐるまざあず・ふぉーらむ編著『シングルマザーのあなたに:暮らしを乗り切る53の方法』現代書館、2008
・湯浅誠『本当に困った人のための生活保護申請マニュアル : あなたにもできる!』堂文舘出版、2005

コメント

具体的な支援制度については、各自治体の福祉事務所等で確認する必要がある。また、現在、経済的に困難な人の増加により支援制度もさまざま取り組まれているため、最新情報を確認しながら情報提供を進める必要がある。

参考事例(186)日本における貧困問題を男女共同参画の視点で考えるときに参考になる資料を教えてください。

ページトップへ

女性情報ポータルWinet
  • 国立女性教育会館 女性教育情報センター

  • 〒355-0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728/

    tel: 0493-62-6195/mail:infodiv@ml.nwec.go.jp