事例

事例作成日:2010/03/10
更新日:2010/03/10

質問

(192)高校生が女性専用車両についてディベートをする際の参考資料を紹介してください。

カテゴリ

03. 教育・研究06. 社会

ヒアリングのポイント

・ディベートまでどのくらいの準備期間があるのか、また、どの程度の資料(図書、新聞や雑誌記事、Webサイト等)が必要かを確認する。
・資料の入手方法(学校図書館や公共図書館の利用、購入、インターネット)も確認し、案内する。

参考資料・情報源

・国立女性教育会館・女性情報ポータル"Winet"「文献情報データベース」「女性情報ナビゲーション」
・自館所蔵資料データベース
・インターネット

提供情報・回答

女性専用車両、電車内での痴漢について取り上げている資料・情報
「文献情報データベース」等で「女性専用車両」「痴漢 鉄道」「痴漢 電車」で検索すると、下記のような資料がある。2010.3.1アクセス、
http://winet.nwec.jp/bunken/

【図書】
・堀井光俊『女性専用車両の社会学』秀明出版会、2009
・通勤電車環境向上委員会編『女たちよ、女性専用車両に乗れ!』小学館、2009
・痴漢から女性を守る会『満員電車は危険がいっぱい』マイクロマガジン社、2007
・石橋英子監修『なぜ女は男をみると痴漢だと思うのかなぜ男は女の不快感がわからないのか:痴漢大論争!』ビーケイシー、2003
・国土交通省編『女性専用車両 路線拡大モデル調査報告書』国土交通省、2003
 PDFでも提供されている。2010.3.1アクセス、
 http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/15/151209/02.pdf
・痴漢犯罪NO!鉄道利用者の会編『女性のための痴漢犯罪基礎知識:痴漢は犯罪であり人権侵害です。』痴漢犯罪NO!鉄道利用者の会、[2001]

【雑誌特集号】
・「痴漢報道と裁判:10年の変遷」『女性情報』284号、2009.11

【新聞記事】
・宇佐美裕次、片岡麻衣子「女性専用車両は男性差別?:札幌市営地下鉄13日から東西線でも運行:北大大学院瀬名波準教授に聞く行政、企業の抜本策を期待」『北海道新聞』2009.7.11
・津川綾子「オピニオン女性専用車両:eアンケート私も言いたい 「役立つ」7割、「差別」6割:金曜討論:坂東眞理子氏「セカンドベスト」の選択 阿川尚之氏 差別・平等の議論置き去り」『産経新聞』2009.5.15
・「痴漢冤罪防止に「男性専用車両」論:西武HDに株主提案:「男女平等 効果も確実」:でっち上げ事件 大阪市営地下鉄 実現望む意見相次ぐ」『東京新聞』2008.04.19
抗議

【インターネット】
 利用には注意が必要だが、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』には「女性専用車両」の項目があり、歴史的な経緯、調査、全国の実施状況、海外での状況などが掲載されている。

コメント

・参考事例(187)性被害を受けた人を支援する情報にどのようなものがあるのか知りたいのですが。

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