事例

事例作成日:2008/10/23
更新日:2008/10/23

質問

(173)ひきこもりの子どもをもつ親にとって有用な情報を知りたいのですが。

カテゴリ

04. 性・心・からだ・健康09. 世帯・家族

ヒアリングのポイント

・相談できる機関や支援機関を知りたいのか。またそれが民間の機関か公的な機関がよいのか。
・ひきこもりについての理解、解決に役立つ資料も探しているのか。

参考資料・情報源

・女性情報ポータル"Winet"「文献情報データベース」「女性情報ナビゲーション」
・自館所蔵資料データベース
・インターネット

提供情報・回答

◆ひきこもりの定義について
・「「ひきこもり」対応ガイドライン(最終版)の作成・通知について」『厚生労働省』2003.7.28、厚生労働省、2008.9.18アクセス、
http://www.mhlw.go.jp/topics/2003/07/tp0728-1.html
*「10代・20 代を中心とした「ひきこもり」をめぐる地域精神保健活動のガイドライン:精神保健福祉センター・保健所・市町村でどのように対応するか・援助するか」(最終版)掲載。同じもののPDFが国立精神・神経センター 精神保健研究所のWebページで提供されている。2008.9.18アクセス、
http://www.ncnp.go.jp/nimh/fukki/pdf/guide.pdf
・斎藤環『社会的ひきこもり:終わらない思春期』PHP研究所、1998
*「社会的ひきこもり」についての定義。

◆ひきこもりについての理解、解決に役立つ図書
・宗像恒次、武藤清栄編;日本精神保健社会学会企画『ニート・ひきこもりと親:心豊かな家族と社会の実現へ』生活書院、2008
・石川良子『ひきこもりの「ゴール」:「就労」でもなく「対人関係」でもなく』青弓社、2007
・安川雅史『「ひきこもり」と闘う親と子を応援する本:ニート・不登校は必ず解決できる! 』中経出版、2006
・荒川龍『「引きこもり」から「社会」へ:それぞれのニュースタート』学陽書房、2004
・斎藤環『「ひきこもり」救出マニュアル』PHP出版、2002
・田中千穂子『ひきこもりの家族関係』講談社、2001
・梶原千遠『「ひきこもり」たい気持ち』角川書店、2001

◆ひきこもり支援団体の掲載図書
・不登校情報センター編『不登校・引きこもり・ニート支援団体ガイド』子どもの未来社、2005
・プラットフォームプロジェクト編『全国ひきこもり・不登校援助団体レポート:宿泊型施設編』ポット出版、2003
・成瀬栄子『ひきこもり110番Q&A:復学・就職への道:理解、防止、対応マニュアル』アルマット、2003
・森口秀志、奈浦なほ、川口和正編著『ひきこもり支援ガイド』晶文社、2002

◆雑誌特集号
・「若者の「働く」は今:ニートひきこもりは問題か?」『NPOジャーナル』14号、関西交流団体協議会、2006.7
・「ひきこもり」『こころの科学』123号、日本評論社、2005.9
・「ひきこもる若者たち」『現代のエスプリ 別冊』、至文堂、2005.6

◆ミニコミ
・『ニュースタート通信』NPO法人ニュースタート事務局、2007年創刊

◆行政資料
・東京都立多摩総合精神保健福祉センター編『思春期・青年期の不登校とひきこもり:理解のしかた:対応のしかた』東京都立多摩総合精神保健福祉センター編、2003、
*Webでも提供されている。2008.8.18アクセス、
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/chusou/jouhou/hutoukou/files/hikikomori.pdf

◆相談窓口のホームページ
<教育センター> *都道府県と市町村に窓口がある
例:東京都教育相談センター、2008.8.8アクセス、
http://www.e-sodan.metro.tokyo.jp/
<ひきこもり専門相談窓口>
例:「ひきこもりに関する相談先や情報(主に多摩地域にお住まいの方へ)」『東京都立多摩総合精神保健福祉センター』、東京都福祉保健局、2008.8.8アクセス、
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/tamasou/hikikomori/
例:「「ひきこもり」専門相談窓口」『大阪府健康福祉部障がい保健福祉室』、大阪府、2008.8.8アクセス、
http://www.pref.osaka.jp/shogaifukushi/soudan/23_hikikomori.html
<女性への相談窓口>
・女性情報ポータル"Winet"「女性情報ナビゲーション」「性・心・からだ・健康 > 相談/カウンセリング」2008.8.18アクセス、
http://winet.nwec.jp/navi/modules/weblinks/viewcat.php?cid=12

◆支援情報のホームページ
・「リンク集」『全国引きこもりKHJ親の会』、NPO法人全国引きこもりKHJ親の会、2008.8.13アクセス、
http://www.khj-h.com/rinku.htm
・『ひきこもりサポートネット』、東京都、2008.8.8アクセス、
http://www.hikikomori-tokyo.jp/
・「若者支援リンク集」『若者自立塾』、社会経済生産性本部、2008.8.5アクセス、
http://www.jiritsu-juku.jp/modules/tinyd4/

コメント

・このテーマについては、女性/男女共同参画センターでは女性からの問合せが多い。母親として情報がほしい、または母親に情報を提供したい、女性ゆえに抱え込む問題があるという視点が必要である。相談者の気持ちに添う、受け止めることが大切である。
・近年ひきこもりの長期化が問題となっており、「子ども」の年齢によっても提供する情報が変わることも考えられる。

ページトップへ

女性情報ポータルWinet
  • 国立女性教育会館 女性教育情報センター

  • 〒355-0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728/

    tel: 0493-62-6195/mail:infodiv@ml.nwec.go.jp