事例

事例作成日:2007/07/30
更新日:2007/07/30

質問

(156)女性特有の病気ではないのですが、治療法や体験記などの情報を得るには、どうしたらよいでしょうか。

カテゴリ

04. 性・心・からだ・健康

ヒアリングのポイント

病気についてのどのようなことをどの程度調べたいのか? 質問者本人のことか、家族のことか、からだのことか、メンタル面か、病状についてか、治療方法か、などを無理に聞き出そうとせず、本人が話したいと思うことをヒアリングする。

参考資料・情報源

・国立女性教育会館・女性情報ポータル"Winet"「文献情報データベース」
・自館所蔵資料データベース
・インターネット

提供情報・回答

女性/男女共同参画センターの資料室は女性特有の病気についての資料は充実しているが、一般的な病気については、あまり所蔵していない場合が多い。しかし、現在ではインターネット上の情報が充実してきているので、ヒアリングによって以下のようなサイトを紹介することができる。
また、女性/男女共同参画センターでこのような質問をするということは、女性の医師やカウンセラーに相談したいということも考えられる。その場合、相談へつなぐ情報を提供する。

【参考情報】
<図書>
・山川達郎監修『病気がわかる事典:家庭の医学:最新の医学知識がひと目でわかる安心ホームドクター』成美堂出版、2007
・星川英輝『家庭の医学用語辞典』保健同人社、2006
・新星出版社編集『家庭医学事典:知りたいことがすぐわかる(改訂第2版)』新星出版社、2004
・主婦の友社編『家庭の医学』主婦の友社、2003

<インターネット>
・『日本病院患者図書館協会Web患者図書館』、日本病院患者図書館協会、2007.7.30アクセス、
http://mba-web.co.jp/opac/jhpla_opac1.php4
*健康法、病気の解説や治療法などについての一般向けの「医学書・医学雑誌・新聞記事」の検索が可能。
・『がんの図書館』、がんの図書館、2007.7.30アクセス、
http://www17.ocn.ne.jp/~cancer/
*日本で初めてガン・成人病・アトピー等難治性疾病について専門的に取り扱う図書館。
・『医学図書館員が選ぶ患者さんのためのWebサイト』、東邦大学医学メディアセンター佐倉病院図書室、2007.8.28アクセス、
http://www.mnc.toho-u.ac.jp/mmc/sak/igakutoshokaningaerabu%20kanja.htm
*病気とその治療のための知識や闘病と生きかたの実際を知るサイトを紹介。
・「からだのとしょしつ」『東邦大学メディアネットセンター』、東邦大学メディアネットセンター、2007.9.23アクセス、
http://www.mnc.toho-u.ac.jp/mmc/karada/
*病気とその治療法や薬に関する資料とその探し方を提供
・『東京女子医科大学からだ情報館』、東京女子医科大学、2007.7.30アクセス、
http://www.twmu.ac.jp/info-twmu/patient_library/index.html

【相談先】
・「女性関連施設データベース」『国立女性教育会館』、国立女性教育会館、2007.8.28アクセス、
http://winet.nwec.jp/sisetu/
*「相談事業検索」で全国の男女共同参画施設の相談機能の検索が可能。
・『NPO法人ささえあい医療人権センターCOML(コムル)』、NPO法人ささえあい医療人権センターCOML、2007.7.30アクセス、
http://www.coml.gr.jp/
・市町村の健康保険(福祉)センター
*名称は様々異なるが医師、薬剤師、歯科医師、栄養士などに相談できる窓口もある。

【体験記・闘病記】
体験記・闘病記の専用コーナーを設けている図書館が増えている。また、体験記・闘病記の検索ができるサイトもある。
・『治療の体験記を病名から探せる闘病記ライブラリー』、NPO法人連想出版、2007.8.28アクセス、
http://toubyoki.info/
*「闘病記」を専門に収蔵したインターネット上の図書館。
・「闘病記文庫」『東京都立図書館』、東京都立中央図書館、2007.9.23アクセス、
http://www.library.metro.tokyo.jp/1n/1n05.html
・「闘病記コーナー」『広島市立図書館』、広島市立図書館、2007.9.23アクセス、
http://www.library.city.hiroshima.jp/link/toubyou.html

コメント

女性関連施設の資料室は女性特有の病気についての資料は充実しているが、一般的な病気については、あまり所蔵していない場合が多い。相談者のニーズに応えられるヒアリングと情報提供が重要である。

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  • 国立女性教育会館 女性教育情報センター

  • 〒355-0292 埼玉県比企郡嵐山町菅谷728/

    tel: 0493-62-6195/mail:infodiv@ml.nwec.go.jp