事例

事例作成日:2007/02/02
更新日:2007/02/02

質問

(151)海外の大学でWomen's Studies(女性学)、Gender Studies(ジェンダー学)を学ぶために留学を考えています。参考となる情報を教えてください。

カテゴリ

03. 教育・研究

ヒアリングのポイント

大学と大学院のどちらを希望しているのか、また、希望する国があるのかを確認する。

参考資料・情報源

国立女性教育会館・女性情報ポータル“Winet”「文献情報データベース」、「女性情報ナビゲーション」
インターネット

提供情報・回答

【女性学・ジェンダー学全般について】
1.図書
・Cheris Kramarae, Dale Spender, general editors. Routledge international encyclopedia of women : global women's issues and knowledge. New York: Routledge, 2000
*Vol.4 の"women's studies"の項目に、女性学全般と各国・地域における女性学の歴史・動向についての記述がある。
・Philip Bergstrom, compiled and edited. Women's/gender studies in Asia-Pacific.  Bangkok : UNESCO Asia and Pacific Regional Bureau for Education, 2004
*2003年にユネスコが開催したアジア・太平洋地域における女性学・ジェンダー学に関する国際会議の記録で、各国の女性学・ジェンダー学の歴史や現状などが紹介されている。インターネット上にも掲載されている。http://unesdoc.unesco.org/images/0013/001362/136213e.pdf
・Smith, Olivia C. , edited. 『Guide to graduate work in women’s and gender studies [ Fourth Edition ] 』National Women’s Studies Association, 2006
*大学院において女性学・ジェンダー学専攻を希望する人向けのガイド。National Women's Studies Association(下記参照)によるもので、アメリカの大学院進学者向けだが、出願の際のアドバイスや女性学・ジェンダー学についてのエッセイが掲載されており参考になる。インターネット上にも掲載されている。http://www.nwsa.org/downloads/GradGuide2006.pdf

2.雑誌記事
・アジア女性交流・研究フォーラム『アジア女性研究』の2号(1993年)-14号(2005年)にアジア各国の女性学の動向について記事が掲載されている。

3.インターネット情報
・「女性情報ナビゲーション 学術研究>海外」『女性情報ポータル“Winet”』、国立女性教育会館、2007.3.27アクセス、
http://winet.nwec.jp/navi/modules/weblinks/viewcat.php?cid=291
*以下のサイト等へのリンクを提供。

・「Women's Studies Librarian's Website」『University of Wisconsin(USA)』2007.1.19更新、University of Wisconsin System Women's Studies Librarian、2007.1.28アクセス、http://www.library.wisc.edu/libraries/WomensStudies/
*女性学関連コース開設大学や講義資料、図書などの情報を掲載。また、研究団体、女性団体のリンク集を提供しているほか、女性学関連のジャーナル・ニューズレター発行機関や女性情報ライブラリー・アーカイブへのリンクがある。ほかにも統計情報や分野毎の情報源など、北米地域中心に女性学に関連した情報を提供している。

・『National Women's Studies Association』、National Women's Studies Association、2007.1.28アクセス http://www.nwsa.org
*女性学教育・研究に従事している個人・研究機関のためのアメリカの団体。女性学カリキュラム開発や奨学金に関する情報がある。

【女性学・ジェンダー学コースのある大学・大学院】
・「Women's Studies Programs, Departments, & Research Centers」『University of Maryland, Baltimore County』2007.1.19更新、Joan Korenma、2007.1.28アクセス http://research.umbc.edu/~korenman/wmst/programs.html
*アメリカ合衆国および世界各国の女性学・ジェンダー学関連コース・学部・研究所へのリンク集。

・「Syllabi on the Web for Women- and Gender-Related Courses」『University of Maryland, Baltimore County』2007.1.19更新、Joan Korenma、2007.1.28アクセス http://www.umbc.edu/cwit/syllabi.html
*上記ウェブサイトと同じ管理人によるインターネット上で公開されている女性学・ジェンダー学に関するシラバスへのリンクを分野別に掲載している。

・「Women's Studies Database Search」『National Women's Studies Association』、National Women's Studies Association、2007.1.28アクセス http://www.nwsa.org/PAD/database/pad_search.php
*アメリカ合衆国・カナダの女性学・ジェンダー学関連コースを開設している大学のデータベース

コメント

留学の際には査証の取得が必要となる。査証の取得には時間がかかるので、遅くとも留学希望の1年前からの準備が必要となる。査証に関する情報は渡航国の在日大使館で得ることができる。また、渡航先により公的な留学相談機関があり、情報提供や相談を行っている。

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