事例

事例作成日:2004/02/16
更新日:2004/02/16

質問

(96)様々な分野での女性の状況を示すデータを知りたいのですが。
基本事例

カテゴリ

12. ことば・情報・メディア

ヒアリングのポイント

・どの程度詳しいデータが必要なのか。
・経年変化が必要だとすると、その年代の範囲。
・国際比較もしたいのか。

参考資料・情報源

・WinetCASS 「女性と男性に関する統計データベース」
・WinetCASS 「文献情報データベース」
・インターネット

提供情報・回答

日本の女性と、世界の女性の状況に関する基本的なデータ集としては、下記のようなものがある。

1.日本の女性
<図書>
・国立女性教育会館、伊藤陽一、杉橋やよい編『男女共同参画統計データブック : 日本の女性と男性』ぎょうせい、2003
・井上輝子、江原由美子編『女性のデータブック : 性・からだから政治参加まで(第3版)』有斐閣、1999
・坂東真理子編『図でみる日本の女性のデータバンク(4訂版)』財務省印刷局、2001
・犬伏由子(ほか)編『女性学キーナンバー』有斐閣、2000
・民主教育研究所「両性の平等と教育」研究委員会編『Women and Men in Japan : 日本のジェンダー統計(No.2)』民主教育研究所、2003

上記以外に基本的なデータが掲載されているものとして、『男女共同参画白書』(内閣府男女共同参画局)、『女性労働白書 : 働く女性の実情』(厚生労働省雇用均等・児童家庭局)などがある。

<インターネット>
・WinetCASS「女性と男性に関する統計データベース」
 日本の女性及び男性の状況を把握する上で重要な統計を、主に政府統計からあらゆる分野にわたってとりあげ、データベース化したもの。リンク集には、日本の政府等統計、地方自治体、海外のジェンダー問題関連統計を集めている。

・「統計データ・ポータルサイト ?政府統計の総合窓口?」2004.2.16アクセス
 http://portal.stat.go.jp/
 日本の政府統計のポータルサイト。ビジュアル統計データベースでは、簡単にグラフ等を作成できる機能もある。

2.世界の女性
<図書>
・国際連合『世界の女性 2000 : 動向と統計』日本統計協会、2001
・United Nations Economic and Social Commission for Asia and the Pacific. “Statistics on women in Asia and the Pacific 1999”
・Inter-Parliamentary Union. “Women in parliaments, 1945-1995 : a world statistical survey.” , 1995.
・Economic Commission for Europe. “Women and men in Europe and North America” 1995
・United Nations. ”Wistat : women's indicators and statistics database”(CD-ROM)

この他の参考となるWebサイトは上記「女性と男性に関する統計データベース」リンク集を参照。

コメント

分野や必要なデータの範囲によって回答は変わってくる。上記を手がかりとして、出典からさらに必要なデータを探していくことができる。また、データ集は最新のもののみあげたが、データによっては古い版にしか出ていないということがある(例えば、マスメディアにおける女性の国際比較は『世界の女性』1995年版にはあるが、2000年には掲載されていない)。

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