事例(ロールモデル)

竹内千寿恵さんは、大学を卒業して2年ほど働き、結婚して仕事を辞めた後は、転勤族の妻として子育てをする専業主婦。10数年以上のブランクを経て、再就職を決意。このブランクが大きな壁だったが、公的機関の研修で簿記やPCの資格を得た後、オンラインコミュニティを通じて得た情報やスキルアップで就職につなげる。その後、コミュニティビジネスをサポートするNPO法人の事務局で働いた後、地元でNPO法人を立ち上げて、現在は自治体や地元の団体等と連携して女性のキャリア支援事業を展開中。
専業主婦としてのブランクを経て、地域で働くことを課題解決につなげるコミュニティビジネスを起業 ~ NPO法人マイスタイル代表 竹内千寿恵(たけうち ちずえ)さん
丑田香澄さんは秋田県で高校までを過ごした後、東京の大学に進学。外資系ITコンサル会社にコンサルタント職として勤務。やりがいがあるがハードな仕事を経験した後、同期の男性と結婚。仕事と子育ての両立のイメージが描けず転職活動に入った時に、妊娠がわかりいったん主婦に。育児中に参加した講座をきっかけに、助産師と一緒に被災地の母子支援事業を立ち上げた後、出産後の母親全般を支援する社団法人を起業。その後、一家で秋田県五城目町に移住。現在は町役場とも連携し、「地域おこし協力隊」の仲間と共に、移住や起業支援を行う。
外資系IT企業勤務を経て、地域おこし協力隊として秋田県に移住。企業の課題解決から人や地域の課題解決に取り組む ~ 丑田香澄(うしだ かすみ)さん
大学卒業後、小学校教員として数年勤務。結婚後は転勤族(海外を含む)の妻となり、結婚を機に退職。子育てを孤独と感じる中で、自分自身の生き方を模索。公民館の学習がきっかけとなり、地域での活動を開始。1998年、女性の自主学習グループ「あれあれあ」を結成。女性の自立や家族関係などをテーマとするワークショップを行う。2009年からさいたま市でコミュニティカフェ「ヘルシーカフェのら」の運営を通じて地域作りを行っている。
公民館学習で「孤独な子育て」から脱出。コミュニティカフェで人をつなげて、地域づくりを展開 ~ ヘルシーカフェのら 代表社員 新井純子(あらい じゅんこ)さん
吉枝ゆき子さんは、教育心理学を専攻。大手コンピューターメーカーのシステム技術職として就職。学校市場担当となり経験を積む。社内結婚した夫の転勤に合わせ、関西支社に異動。出産後は育児休暇を取得して、共働きを続けたが、2回目の育児休業後、週2日は在宅勤務が可能な会社に転職。夫の異動による再度の転勤を機に週5日在宅に転換。再び転勤になった際に、起業に向けて舵を切り、2年間の準備期間後にインターネットを活用した女性の起業支援を行う起業家として活動。
会社勤め、在宅勤務を経て女性起業家の支援 ~ (株)ソフィットウェブコンサルティング代表 吉枝ゆき子(よしえだ ゆきこ)さん
短期大学音楽科専攻卒業後、1984年千葉県内市立中学校着任。音楽と英語の教科を担当し、初任から16年目に千葉大学において種教員免許状を取得する。2校目の中学校で庶務副主任、3校目で進路主任、学年副主任、学年生徒指導担当を務め、4校目で学年主任、副教務主任、保健主事を務める。2014年4月より3年間国立女性教育会館に勤務。(50代)
女性中学校教員としてのキャリア形成 ~ 中光 理惠(なかみつ りえ)さん
専門学校卒業後、航空会社の地上職として8年勤務。結婚し第1子出産時に退職し、4年後にパートで再就職。子どもの小学校進学を機に、航空関係のフルタイムの仕事に派遣社員として勤務するが、派遣切りにあう。以降は正社員の仕事を見つけるためにハローワークに通うも、再就職の厳しさに直面する。その後福岡県の男女共同参画センターに嘱託職員として5年間、大野城市の男女平等推進センターに2年間勤め、女性の生きづらさにつながるジェンダー意識や男女共同参画について学ぶ。キャリアコンサルタントの資格を取得し、現在はキャリア相談員。一方、仕事とは別に、地元の友人と共に女性コミュニティCORALを創設し、地域活動にも取り組んでいる。
専業主婦から8回の転職を経て、キャリア支援を仕事に ~ CORAL代表 井上智美(いのうえ ともみ)さん
1979年大阪市生まれ。大学を卒業後、OA機器販売会社に就職。大阪で3年、東京で2年間勤務の後、ライターを目指し、結婚を機に退職。夫の転勤で鹿児島に転居。地域の公民館や男女共同参画センターの講座を経て、社会保険労務士事務所でパートタイム勤務を開始。2011年に講座修了生を中心に「鹿児島ウーマンライフ研究会」を結成し、女性が社会で自分らしく活躍できる場づくりを目指している。30代
やりたいことには手をあげて挑戦し、「伝えること」をテーマに、キャリアを切り拓く ~ 鹿児島ウーマンライフ研究会代表 矢野圭夏(やの けいか)さん
女子大学卒業後、銀行系のシステム会社に事務職として採用。人事部で勤務。3年後、子会社立ち上げに伴い現職の元となる部署へ異動。現在42歳で、6歳と3歳になる2人の娘と同い年の夫の4人暮らし。会社は入社20年目となる継続勤務で、2回育児休業を取得して復職しています。仕事は、人事給与部門のアウトソーシング事業で、顧客企業の人事、給与計算業務や年末調整などを担当しています。育児休業中につながった地域カフェで家族向けのワークショップも行っています。
悩みながらワーク・ライフ・バランスを図りつつ就業を継続する ~ 会社員 鈴木由美子(すずき ゆみこ)さん
堤香苗さんは、神戸で女子の中高一貫学校を卒業後、東京の大学で演劇を専攻。在学中からラジオやテレビのアナウンサーとして活躍。卒業後、演劇の道を目指すが、フリーアナウンサーに転身。自身の育児がきっかけとなり、地域で子育てをする多様な立場の女性や子どもを対象としたイベントを開催。その後、女性たちのネットワークが広がり、イベントやマーケティング事業、女性の在宅ワークを支援する株式会社キャリア・マムを立ち上げる。現在は新たに女性の起業支援も展開している。
フリーランスから「自分らしく働きたい女性」たちのニーズを事業化 ~ 株式会社キャリア・マム代表 堤 香苗(つつみ かなえ)さん
小さい頃からアフリカに憧れ、海外青年協力隊の募集を見て看護師を志す。看護師として働いた後、保健師学校へ。卒業後、海外青年協力隊でマレーシアに派遣。その後日本国際ボランティアセンターでカンボジア派遣、国際協力事業団でマレーシア派遣を経て、カナダに移住。トロント市で看護師や保健師として約15年勤めた後、東日本大震災被災地での復興支援活動を契機に日本に戻り、現在は大学で公衆衛生看護学を教える。
途上国で働くことを夢見て保健師に、海外で働いたのちに日本へ~杉江 美子(すぎえ よしこ)さん
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